もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

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ベガルタ仙台戦は開始2分で先制されたが、後半セットプレーから追いついてドロー。これで2連勝のあと、4連続引き分けだ。負けないことを喜ぶべきか、勝ちきれないことを嘆くべきか。そろそろ溜まってきたぞ。

10th Anninversary Day - Part 1

肩凝りと疲れ目からくるいつもの頭痛が昨日から特にひどくて、ぐずぐずと出掛けるのを渋っていたら、到着したのはずいぶん遅かった。でも今日は一人観戦だから座席の心配はなし。別段いつもと変わらない辺りへ腰掛ける。
そういえば三ツ沢の桜はあらかた散ってしまっていたね。自分は花見もせずにまっすぐ帰ってしまったけれど。
「まるごと10th ANNIVERSARY DAY」というイベントの日だったわけだが、時間がないのでプチミュージアムは行けず(けっこうな行列だったしね)。佐藤正美のビミョーな「ヨ・コ・ハマ」コールを微笑ましく楽しんだのと、オーロラビジョンの10年回顧ムービー――懐かしさにけっこう感動――を日差しのまぶしさを避けながら鑑賞したくらい。
スタメン発表。

    カズ アンジー
滝澤          根占
   エリゼウ 須藤
アツ  吉本  戸川  洋介
      小山

八田vs中原のマッチアップは楽しみの一つだったのだが、今日のDFラインは戸川が入り、八田はベンチにもいない。怪我? でもがっかりしたのは一瞬で、ウォーミングアップに現れた戸川のスタンドへ向かって見せる仕草が好みで、応援する気持ちも高まる。
今季に入ってからのウォーミングアップのお楽しみは、アツのブレ球FKの練習。ゴール裏から見るとちょうど正面から向かってくるボールは、本当に無回転で不規則に変化する。みんなして「おー」とか言ってる。つい言っちゃう。
対岸から聞こえる仙台の応援歌にも「懐かしい」の声。一年しか離れていないはずなんだけど、確かにそういう気持ちもする。

いつもの前半

試合開始。
いきなり仙台のチャンス。ピンボールみたいにこぼれたボールが梁勇基の前へ。横浜のDFが左右から詰めたその真ん中へ低くするどいシュートは、小山の横を抜けて、横浜はいきなりの失点。シュートコースはそこしかなかったので、小山のポジショニングに不満もあるが、一瞬のことだったので難しかったか。ともあれいきなりビハインドでのスタートになった。
これまでも劣勢の試合が多かった横浜だが、この時間は明らかに試合に入れていないうちにガツンとやられた感じだった。その後もリズムを掴めないまま、勢い付いた仙台に押されたままの展開になる。
横浜のチームとしての狙いは、中田洋介に高い位置取りをさせてそこから攻めようとしているのか。空いたスペースには根占や須藤が下がって埋めつつ、洋介を裏へ走らせるプレーが何度か見られる。攻められたのと攻めたのとでトントンくらいではあったかな。そこが大きな穴だったという印象はあまりない。
15分あたりから、ベンチの指示でアツが中盤へ、吉本が左SBへ、エリゼウがCBへという、いつものポジション変更。今のチームにとって、選手交代以外では唯一の手を、前半も早い時間で使ってしまった。これでだめなら残り時間はどうするんだと心配だったが、予感は悪い方へ的中。ほとんど良い影響は産まない。
問題は、全体的に低調で仙台の選手に後手を踏むことが多すぎたこと。戦術以前に、個々のプレーの集中力とか、一瞬のスピードとか、仕掛ける姿勢とか。良いように仙台にやられてしまっていた。近くで「もっと激しくいけ!」という声が飛んでいたけれど、まさにそういう感じだった。
前半は0-1で終了。
ハーフタイムにトイレ休憩するついでにショップに寄ってみたが、狙っていた限定グッズのダルマはとうに売り切れていた。残念。

帳尻を合わせる後半の反攻

後半は何か手を打ってくるかと少し期待したが、変わらぬスタート。
11分、根占に替えてヨンチョル投入。根占は前半早い時間には飛び出しから良いチャンスをつくっていたので意外だった。ともかく、一人で勝負できるスピードタイプが入ったことで横浜は盛り返す。ヨンチョルは左サイドを再三突いて、深くえぐり、ドリブルで突っかける相手には嫌なプレーを連続。
20分にはカズに替えて長谷川太郎、27分には滝澤に替えて池元。太郎は今日も前でよくボールを引き出した。池元も気持ちの入ったプレー。横浜の流れとまではいかないものの、かなり抗した展開になった。
29分、ヨンチョルがファールを貰って得たFKを、エリゼウがヘディングで競り勝ってゴール。横浜、同点!

その後は、少しペースの落ちていた仙台が再び盛り返し、横浜も対抗し、激しく当たり合う見ていて面白い試合になったが、
どちらも勝ち越し点は奪えずドロー。

試合後、西山に癒される

試合後のスタンドは、追いついたドローだったせいか割と好意的。野次より拍手が上回った。あいさつに来た選手の顔には笑顔も。最後尾にいた吉本は手を合わせて頭を下げた。
中田洋介は古巣仙台のサポーターのところへ。好意的に迎えられていた。4年もいたんだものな。今日は決定的なチャンスこそつくれなかったが、気持ちの入ったプレーで何度も湧かせた。
続いて、去年までうちにいた西山がこちらへ。こういうのに慣れていないのか、それとも照れなのか、かなりの挙動不審っぷりで、そこがまた西山の人柄のようでもあり、拍手で今後の活躍を願った。
帰路では、あまりに頭痛がひどいので、寄り道してコーヒータイム。この記事の下書きなんぞをメモる。
次節は、内容は悪くなさそうだが全く結果の出ていない山形戦。北村を敵として迎える初めての試合。