もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

アウェイゲームは手堅くいくルールなのか

アウェイ草津戦をTV観戦。
前節でラッキーを使いすぎたのか。草津の守り方が上手かったのか。それともこれが実力か。前でのつなぎが拙く、攻撃に時間を作れない横浜はシュートチャンスもほとんどないまま*1スコアレスドロー
守備は良かったよ。この内容で勝ち点1なら満足すべきなのかもしれない。
雨だとスカパーの映りが心配なのだが、特に問題もなく中継が始まった。現地も雨で、ピッチは滑りやすそう。
横浜のスタメンは、日程が厳しいからか少し変えてきた。

     アンジー
太田   長谷川   山田
   エリゼウ  須藤
アツ  吉本  八田  洋介
      小山

左ハーフが滝澤から太田、中盤の底が根占から須藤で、システムはいっしょ。須藤はシーズン前から期待の選手なので、どんなプレーを見せるか楽しみ。
試合が始まると、前からの早いチェックで草津がペースをつかむ。横浜は焦らずじっくり守備に専念している印象。雨のピッチに慣れないのか、奪って「さあ攻撃」というパスがつながらず、ちっとも時間がつくれない。
エリゼウと須藤はタイプがダブるのだろうか、二人でプレスに行って抜かれる嫌なプレーが目についた。幸い次のDFラインで吉本や八田がクリアしてことなきを得たが、これまで2戦であまり目立たなかった根占の隠れた質の高さに気づかされるようだった。
20分あたりから少し攻撃の意欲を見せる横浜。でもきれいにパスがつながってというわけではなく、セットプレーが中心。見せ場はアツのFKで、流れからのシュートチャンスは本当に少なかった。
太田とソンヨンのマッチアップにニヤニヤ。
高さでは圧倒しているはずのディフェンスラインだが、セットプレーではフリーで打たれたりして、マークはちょっと心配。
前半はそのまま0-0で終了。その頃から、うちの外でも風雨が強くなって、ときどき映像が乱れる。
後半開始後は、また草津ペースに戻った。結局後半はずっとそのままで、横浜は反撃も単発。アンデルソンへのパスは草津DFの体を当てるディフェンスで止められてしまい、スピードに乗ったドリブルは相手を抜くまでいかなかった。残り10分でようやく足下に収まるようになり、良いプレーが二度三度あったが、放ったシュートは枠に飛ばなかった。
試合終了、スコアレスドロー
さすが草津アンデルソンはきっちりマークされていた。前で矯められないと、今の中盤の熟成度ではなかなかポゼッションできない。守備意識はどの選手も高いから、大崩れはしないのだが、攻撃はまったくバリエーションがなくなってしまう。御給をつかってみてほしかった。
今日の飯田主審は、競り合いではあまり取らずに流すことが多かったが、終盤の選手の顔に笑顔が見られたように、試合は荒れなかった。ジャッジの精度がずば抜けていたわけではないが、選手とのコミュニケーションが良く感じられた。そういう場面は最近あまり見られないことだったから、見ていて気持ちよかった。
これで2勝1分け。これまでの内容が悪かったらしい草津との対戦だったが、徳島戦に似た感じになったのは、もしかしたらアウェイゲームを手堅く戦う決まり事でもあるのかもしれない。次の鳥栖戦はホームなので、また気持ちを新たに戦ってほしいものだ。

*1:でもスタッツでのシュート数は10vs10。そんなふうには見えない、どちらも攻め手を欠く試合だった。