明日からお仕事。
このところ一気に加速したTV離れを決定的に感じる正月になった。暮れから三が日にかけてはTVの電源が入ることも稀で、天皇杯と高校サッカーを除けばほとんど、天気予報すら見ていない。家にいる時間はといえば、Leopard移行のどさくさでほったらかしていた自前Webアプリが動くようにゴニョゴニョしたほかは、ネットをみるかDVD鑑賞、読書をしていた。
読書は前から決めていた、正月用に買っておいた何冊かと雑誌、マンガ。外が静かなせいか妙に興が乗ってしまい、今日の昼過ぎからはただ黙々と読みふける。
うち、2冊。
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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副題にもあるように、金融リテラシーの基礎の基礎を知るうえでの良書で、儲けるためのハウツー本ではまったくない。平易な文章でわかりやすい。最後の章では「社会責任投資(SRI)」について書いてあったり。自分のような無知には刺激になった。
年も変わったことだし、今年はもうちょっと計画的に投資を考え直してみようかな。
- 作者: 林信行
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本
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「汚れたら拭けばいい」のくだりは、違うシチュエーション(燕市の職人が聞いた話)として記憶していたのだが、やっぱりドキドキする。読んでいて一番心が躍ったのは、アップルのiPhone発売までのプロモーションについて書いたくだりだが、後で考えると自分が感情移入したのが誰だったのか。プロジェクトXの視聴者みたいな気分だったのかもしれない。
最後は国内メーカーへの叱咤激励みたいな終わり方で、読む身としては場違いなところにいるみたいな気分になった。一ユーザーとしては国内メーカーが淘汰されても別に構わないのだが。
会社で昼休みに読む本がなくなってしまったな。