もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

読んで過ごす正月

明日からお仕事。
このところ一気に加速したTV離れを決定的に感じる正月になった。暮れから三が日にかけてはTVの電源が入ることも稀で、天皇杯と高校サッカーを除けばほとんど、天気予報すら見ていない。家にいる時間はといえば、Leopard移行のどさくさでほったらかしていた自前Webアプリが動くようにゴニョゴニョしたほかは、ネットをみるかDVD鑑賞、読書をしていた。
読書は前から決めていた、正月用に買っておいた何冊かと雑誌、マンガ。外が静かなせいか妙に興が乗ってしまい、今日の昼過ぎからはただ黙々と読みふける。
うち、2冊。

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

店頭で平積みされているのは気になったものの、いわゆる「儲かる」系とみなしてスルーしていた本。Amazonのレビューでどうやらそうではないらしいことが分かって購入。確かに良かった。
副題にもあるように、金融リテラシーの基礎の基礎を知るうえでの良書で、儲けるためのハウツー本ではまったくない。平易な文章でわかりやすい。最後の章では「社会責任投資(SRI)」について書いてあったり。自分のような無知には刺激になった。
年も変わったことだし、今年はもうちょっと計画的に投資を考え直してみようかな。

IPHONEショック

IPHONEショック

著者本人のPodcastnobi-taro podcast」を聴いたのがきっかけで購入。これまでも割と注意深くiPod/iPhoneがらみの記事を読んできたので、内容にはそれほど新しい驚きはなかったのだが、反芻する意味でも楽しく読めた。
「汚れたら拭けばいい」のくだりは、違うシチュエーション(燕市の職人が聞いた話)として記憶していたのだが、やっぱりドキドキする。読んでいて一番心が躍ったのは、アップルのiPhone発売までのプロモーションについて書いたくだりだが、後で考えると自分が感情移入したのが誰だったのか。プロジェクトXの視聴者みたいな気分だったのかもしれない。
最後は国内メーカーへの叱咤激励みたいな終わり方で、読む身としては場違いなところにいるみたいな気分になった。一ユーザーとしては国内メーカーが淘汰されても別に構わないのだが。

会社で昼休みに読む本がなくなってしまったな。