導入から1週間が経った。大きく喧伝される新機能は誰でも違いが分かるので、そうではない、使ってみて感じたことを書き出してみよう。マニュアルの類は読んでないから、偶然知ったときの感動はひとしおだった。Leopardビデオガイドを見ながらその場で同じ操作を試すのも理解が早かった。
- × システム環境設定のアイコンがごつくなった。アイコンが変わったのは他にもいろいろあるが、Dockに置いてあるこれがどうにも目に慣れない。
- × Safariがすごくよく落ちる。Flashとの相性?のせいらしいのでそのうち改善するだろうが、あまりに多いので困っている。余談としては、そのおかげでFlash広告の多さにも驚いた。
- ○ Finderでファイル名を変更するとき、拡張子以外の部分だけが選択されるようになった。そのまま入力してreturnすれば拡張子はそのまま。らくちん。
- × Finderのサイドバー、幅が今までより大きい。Tigerまではアイコンの幅まで縮められたけれど、Leopardはその倍くらいまでしか縮められないのがちょっと邪魔。
- ○ Finderのリスト表示で、長いファイル名のときにどうしても省略させないと表示できなかったのが、かなりの幅まで広げられるようになった。
- × ゴミ箱を空にするときに毎回「ほんとにいいか?」と訊いてくるようになった。ゴミ箱は常に空にしておきたい派なので、はっきりいって邪魔。訊いてこないように設定できないのかな?
- ○ ネットワークの環境設定で、ちょっと触るだけで「保存するか?」と訊いてこなくなった。環境設定がらみは他でも細々と訊いてこないようになっているぽい。
- × ファイアウォール設定がデフォルトでオフになってる。ルータの内にあるのでうちは構わないのだが…。たぶん「どこでもMyMac」とか「画面共有」とかで、利便性とセキュリティのトレードオフなのだろうが、乱暴だという印象は消えない。
- × Photo Boothのバックドロップエフェクト(背景を変えるクロマキー合成みたいなやつ)はIntel Core Duo以上でないと使えないと知る。エフェクトを選んでもグループが2つしかない。シラーのお馬鹿なデモ以来、遊ぶの楽しみにしてたのに残念!
- ○ ことえりユーザ辞書が.Macで同期できるようになった。固有名詞なんかはこれでかなり入力が楽になるだろう…て、iBookはTigerなんだった。機能としてはさりげなく大きい改善。
- ○ Spacesは、アプリケーションを予め何番のスペースで使うかを指定しておける。画面いっぱいに使うiPhotoとかは割り当てて使うといいかもしれない。でも希望としては、何も立ち上げてない次のスペースで起動する、というオプションが指定できるのが一番いいな。
- ○ Spotlightから辞書を引ける。わざわざ辞書アプリを立ち上げなくていいのはお手軽。
- ○ Mailのデータディテクター(本文から住所とかを自動識別する機能)がけっこう賢い。例えばメールを出す方もLeopardユーザーで、それを意識して書けるようになればかなり便利そうだ。Googleマップが上手く場所を特定できずにアメリカがでっかく表示されたりする。
- △ Apache設定の仕方が分からないので、Pythonの自作アプリがまだ動かない。
- △ RSSリーダーは、見た目の好みでMailではなくViennaを引き続き使うことにした。Viennaは画面横のスクロールバーが半分見切れてしまっているが、使う上での支障はない。