もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

得るものはあったか

カップ戦の初戦はルイスとの再会が楽しみだった大分戦。フジテレビ739が生中継していたので観たのだが、ルイスはベンチ外で興味半減。試合もなんだかすごく微妙なモチベーションで行われ、果たして得るものがあったんだろうかと思うような感じだった。
ここまで横浜FCのリーグ戦での戦績は1勝2敗。

  1. 去年のチャンピオン・浦和とアウェー
  2. ダービー
  3. 去年2位の川崎とアウェー

と、見上げるような相手との「普通でない試合」が続いた。今日の相手は大分トリニータ。これまでの3戦に比べたら見上げる角度も小さく、むしろシーズンの目標は近いところにあるくらいのクラブだ。しかも行われるのはカップ戦で、お互いに何人かの主力を休め、勝利以外の何かを得たいと思っている。
横浜はこれまで、かなり押し込まれる試合が続いている。自分たちの時間帯がほとんど作れないまま90分のほとんどを守備に追われている。同じ守るにしても去年のような「(相手の攻撃に対して懐深く)いらっしゃい」という余裕はない。それが相手の強さによるものなのか、自分たちの弱さからくるものなのか、確認するにはいい相手だ。

      久保
滝澤     奥    薮田
    根占   鄭
智吉  早川  秋葉  和田
      菅野

山口と小村が遠征に帯同していなかったらしい。代役はCBに秋葉、ボランチは根占だ。大分はルイスのポジションに小手川という高校2年生(!)が入っていた。解説は褒めちぎっていたが、正直言って普通の印象。
試合は最初の15分程は五分五分で、その後徐々に大分ペース。後半には横浜が盛り返したが尻すぼみで、結果は大分が1ー0で勝利。なんだかすごく勿体ないことをしてしまったような後味の悪さが残った。これがカップ戦でまだ良かった。

このところスカパーの映像が調子悪く、どうやら隙間ケーブルの接触不良によるものらしい。接続部分のねじを絞め直すと映像は落ち着くが、5分もするとノイズが混じる。試合中もそんな調子だったから視聴したのはぶつ切りで断片的。そんな中からでも感じたことを箇条書きにしてみる。

  • 相手が大分くらいならこれくらいはできるのだということ。相手の出来も味方の出来もお互いに酷かったが、敵わない相手とは思わなかった。少なくとも点を取られる気はしなかった。
  • 横浜は繋ぎでイージーなミスが多すぎる。ノープレッシャーで相手にプレゼントパス。クリアしきれないクリア。もうちょっと繋いでもいい場面でも前に大きく蹴りだして、あっさり奪われる。選手間の信頼関係は希薄。
  • 久保が孤立。セカンドボールが拾えない。
  • 局面の守備では、一人が行って一人がカバーというのができず。バイタルでドリブルでまとめて抜かれ大ピンチ、というのが修正できていない。「これが川崎相手なら――」
  • 根占には期待していたが、目立たなかった。秋葉も同様。
  • アドリアーノが初出場。まわりと噛み合わないが、ともかく出られるようになったのだから喜んでおこう。
  • 難波は短い時間でも自分のいいところを出せる選手として、この先も頼りにできる。

あまり出番のない選手が出場して「負けたがよい収穫があった」としたいところなんだけれど、目に見えてそういうところがないというのが厳しい。逆に山口不在時の組み立てのぎこちなさがまた目立ってしまった。吉野、根占あたりには本当に期待しているんだが。また、アンデルソンはこの試合でも出番がなかったが、あの秋葉以下なのか。
次は日曜日に磐田とのカップ戦。場所は三ツ沢。体調はぜんぜん戻らないが、行けるか?