もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ゆっくり休もう

モンテディオ山形戦はスカパー観戦。非常に苦戦だったが3-2で勝利し、これで今季の対戦成績は4戦4勝。山形からこれだけ勝ち点を挙げたのもこの順位にいる大きな要因じゃなかろうか。
スタメンは、怪我の影響で城は出場せず、出場停止明けのアレモンがそのまま入る型。早川も出場停止は解けたのだが、前節の出来があまりに良かったのでいじらずに、ということかベンチスタート。

  カズ アレモン
滝澤 山口 吉野 内田
中島 小村  鄭 智吉
     菅野

試合は予想されたとおり、攻める山形、守る横浜の展開。とはいえ横浜の守備にはあまり余裕がない。リトリートして人数は充分だが、疲れからくる動きの鈍さばかりが目につき、1対1の局面では山形のアタッカーに簡単に置き去られる。特に山口に精彩がなく、いつもなら確実にさばいてくれるところもキープしきれずに奪われたり。
とにかくしばらくは確実に守ってゲームを落ち着かせよう、という時間帯、だったであろう9分、カウンターからアレモンがDFラインの裏へ抜け、GKとの1対1を確実に決めて横浜が先制する。守ろうという時間に取れちゃった、というおいしいゴールで山形の出ばなを大いに挫く。
23分、右サイドの深いところで智吉、鄭容臺がかわされて失点。が、そのゴールシーンのリプレイ中に歓声が聞こえ、中継に戻るとどうやらアレモンが再び勝ち越しゴールしたらしいことが分かる。あまりの早さに中継のカメラは何も捉えられず、結局リプレイすらなかった鮮やかすぎるカウンター。29分には智吉からの浮き球のパスで裏を取った内田が、GKの足元を抜く軽やかなゴールで加点。前半は押される内容だが3-1でリード。前半で3得点なんて出来過ぎ。
後半は更に山形が押し込み、横浜は守備一辺倒に。なかなか時計が進まず、見ていてもこれだけ攻めさせちゃあいかんだろうと心配していると、25分にレアンドロに決められて1点差。終盤には智吉が警告で退場して数的不利に。苦しい苦しい残り時間を、見苦しいのも構わず時間稼ぎして何とか逃げ切った。

  • もう何と言われようと勝利至上主義。
  • みんな疲れすぎ。試合のはなっから全然走れてなかった。一方、山形の選手は普通に走っていたが厳しい日程はお互い様のはずで、いっったい何が違うのか。プレッシャー?
  • 山形は、攻撃はやっぱりすごかった。運動量も多く、両サイドからバランスよく仕掛け続けていた。こちらの両SBがカードを貰ってしまったのも止むなし。一方の守備は注意散漫。取られてすぐ返した2点目はその典型で、とても助けられた。
  • 集音マイクによほど近かったのか、樋口監督の声がうるさすぎ。しばらくスタンドからの野次と勘違いしていた。
  • 山形はこの敗戦で、数字上での昇格の可能性が消えたのだそうだ。仙台に続いて引導を渡すの2。山形は先に昇格されたくないチームの筆頭なので、直に潰せたのはささやかな喜び。
  • 主審はよくなかった。神経質で試合をぶつ切り。そんなだから笛の吹き方もどこかヒステリックに聞こえる。流すべきところで止めてしまったのは、こちらには助かったけど。
  • 前半の終わり10分程、中継の音声が途絶えて映像だけになってしまった(最近トラブル多くない?)。そんな中でロスタイム表示を画面端にインサートしたスカパー中継の臨機応変さに拍手。

何はともあれ結果を出した。次節は試合がなく、次の試合は10月8日の天皇杯3回戦。そして18日の札幌戦へと続くゆるやかな日程。ハードな9月を終えて休みが入るのはありがたい。じっくり英気を養っておきましょう。