もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

サッカー批評でドイツを省みる

ふらりと寄った書店でサッカー雑誌コーナーを覗くと、平積みの中にサッカー批評が目に留まる。表紙には「我々は惨敗を直視する」とある。既に市井のスポーツ記事はオシムオシムオシムで飽き飽きしていたし、元々が理屈っぽいのを好みとすることもあって、つい手に取ってレジへ。税込み979円。

サッカー批評 (Issue32(2006)) (双葉社スーパームック)

サッカー批評 (Issue32(2006)) (双葉社スーパームック)

これだけまとまった活字として「このテーマ」を読めたのは、そのことだけで良かった。言い尽くされた批判の繰り返しが多いのは仕方ないとしても、中には新鮮な驚きを与えてくれた記事もあった。個人的な読みどころは土肥のインタビューと、8月9日のデモの内幕風レポート、そして日本サッカーメディア批評と題した座談会。メディア批評の中でガッタスの件を例に挙げて例える節があって、そこに食いついてしまったのは我ながら反省。