もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

面白くない、試合も客も

数日前からかなり入れ込んでいたので、結果にも内容にも失望感が大きい。勝ち点で並ぶ2位神戸との対戦は、終始押され気味の試合で0-1の敗戦。どこのホームか。
いつもどおりの時間に到着した三ツ沢はいつもより客の出足が早く、だいたい決めているいつもの席は既に埋まっていた。仕方なく少し離れた位置へ行ったのだがこれが運がなかった。嫌な客がいて、ただでさえ面白くない試合に、更に面白くない気分を味わうことになった。この日の入場者数は6,660人といつもよりかなり多く、こちらから席を移るというのも難しかった。
試合前には前節MVPの小野智吉の表彰と、新入団小村のあいさつがあった。小村は大旗も出ていて、送る声援にも期待の大きさが表れていた。小村だけに限らず、今日の試合にかける強い気持ちのような雰囲気がスタジアムにはあったので、浮かされるように自分もそういう気持ちになっていた。
スタメンは、その小村がいきなり右CB。早川の怪我は思わしくないのか。SBは右に智吉、左に崔成勇。前節良かった布陣と逆。
キックオフ。最初のワンプレーは良かったが、低い位置でのミスが続いて目を覆うようなピンチを招き、流れをあっさりと神戸に譲ってしまった。朴が崔成勇の裏へ何度も飛び出し、平瀬が逆に開いてポストをこなす。神戸はどの選手もそこそこに技術が高く、ミスが少なかった。横浜の選手はピッチのどこでも1対1に手を焼き、ボールの収まりどころをつくらせてもらえなかった。
最後の最後で身体を張って得点を許さない守備には興奮したが、菅野があんなに目立つ試合ではいけない。運良く無失点で前半は終了。
後半に入ってもなかなか形にならない横浜。中央から強引に裏へ抜けようとする動きでチャンスをつくったが、山口のシュート、アレモンのシュートを立て続けに相手GKに防がれる。その直後の16分、ピッチを斜めに横切る大きなフィードから簡単に抜け出され、名前もよく知らない外国人選手に決められる。それまで粘り強く守っていたのが嘘のようにあまりにあっさりと失点してしまった。
反撃に出たい横浜だったが、可能性を感じさせるのはルイスが持って前を向いたときくらいで、アレモンは相手のマーク以前にそこへボールを入れられなかった。替わって入った滝澤は良いクロスをいれていたが中と合わず、最後には長身の富永を入れたのだがパワープレーも徹底できなかった。そのまま、0-1で敗戦。
あまり後ろ向きには捉えたくないが、正直きつい。明日になればまた違う感想になりそうだが、今の気持ちを綴るのもいいだろう。
終わってから考えてみれば、今日の試合だけ悪かったのかというと実はそうではなく、その前の仙台戦、札幌戦とも同じような内容だった。神戸はさすがに付け入る隙を与えてくれなかった、というだけの違いではないのか。
もう8試合も完封がない現状で、守備力のあるチームとはおこがましいのではないか。最近は攻めさせているのではなく、攻められているのだが、そういう戦い方で結果を出してきたことで逆にそこのところの危機感が足りないのではないか。
城は今日の警告が8枚目で、次節からの大切な2試合に出場できない。どうする?