もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

iTunesのミニストア機能に救われる

iTMSソニー系レーベルが不参加なのは承知しているので、所属アーティストの新譜が出ても「どうせないだろ?」とはなから検索なんかしない。
じゃあCD買うかというと、配信に慣れた身にアルバム1枚3,000円は高く、一度ためらうとそのまま買わないことが多い。次々来る新たな新譜に埋もれてしまい、そんなアルバムがあったことすら忘れてしまう*1んだけど、時間にも財布にも限りはあるから、それもまた縁と諦めるほかない。
iTunesには「ミニストア」という機能があって、自分が再生している曲に関連した商品を画面の端っこに表示してくれるのだが、ソニー所属であるスネオヘアー*2の曲が再生されたとき、そこに意外にも「スネオヘアーのほかの作品」が表示された。

スネオヘアー - 夏より - EP

知らない間にソニー来てたのかと一瞬勘違いしたが、そうではなく、レーベルはcafe au label。リリースは1999年で、どうやらインディーズ時代のもののようだ。ともあれ、お気に入りのアーティストの曲があるのはちょっとうれしい。3曲450円を、ご祝儀にさっそく購入。
このスネオヘアー、名前がふざけているからコミックバンドみたいに思っている人も多いんじゃないかと不安なのだが、楽曲はちゃんと良いのだよ。もっと広く知られてほしいので、聴く機会が増えたのは良いことかな。品揃えに「ワルツ」とかあればまた違うんだろうけど。
近頃では音楽配信もだいぶ根付いてきたようで、アーティスト自身のサイトに「○○日からiTunes Music Storeで配信開始!」などと書かれることも多いのだが、今回はそんなこともなかったよう。公式サイトドメインwhoisでエピックレコードが出てきたので、それでか?と勘ぐってみたり。しかしドメイン名までレーベルにおんぶにだっこってのはちょっとがっかりしたな。もうちょっとクリエイティブな人だと思っていた。これじゃあ販促サイト丸出しだ。
今日の題名は、自分がお気に入りのミュージシャンの曲を見逃さずに済んだから「救われる」って最初は書いたんだけれど、実は救われたのはミュージシャンの方でもあるんじゃないか?という話。

*1:「どうしてもコレ!」と強く訴求する楽曲が少ないのを悲しむのはまた別の話。

*2:実体験として迷った末に買うのを止めたことがあったのでよく覚えていた。