もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

録画中継で我に返る

自分の日記を書いた後で、他の人がこのゲームにどんな見方をしたのだろうといくつか見て廻ったところ、あまり評価してない(というかむしろダメ)といった意見が多いことに驚いていた。
昼からスカパーで試合の再放送があったので、本当のところどうだったのだろうと確かめてみた。解説は渡辺一平。実況は名前は失念したが、サッカー実況はお手の物といった感じの若そうなアナウンサー。うちや鳥栖の選手の名前がスラスラ出てくるのには感心した。
確かに、スタンドで見ていたときほどには良いように感じない。まあこれはテレビ観戦のときはいつものこと――良いプレーも悪いプレーも印象が薄まる――なので、自分の感じたものが180度変わるようなことはなかったが、連携の部分、チームの共通意識といった部分で鳥栖に比べて精度が低いなあという感想は持った。
攻撃では、前節ほどでないにしても未だにルイスの独りよがりがブレーキになることが多いこと。吉武をはじめとして、クロスの精度が悪いこと。セットプレーでの得点の匂いが去年よりしないこと。守備では、ゴール正面のスペースを使われ過ぎだということ。中継でも指摘していたけれど、下がって受けるFWへDFラインから誰もついて行かないからやすやすと楔を受けさせる。カウンターを受ければ、サイドに走り込むのに引っ張られてボールホルダーへの詰めを怠りそのまま20〜30mもフリーでのドリブルを許す。まあ毎年のことか。
実況では「鳥栖は良い、横浜はダメ」というのを幹にずっと話しているのだが、その前提がどうにも納得できなくて――一平コノヤロウ!――、でも決定機の数だったりボール運びだったりを見れば鳥栖優位の試合だったのは否定できず。でも、あれは横浜が勝利を逃した試合だったと未だに思ってる自分もいる。
自己分析すると、つまり、このところいろいろ傷付いて疲れた状態だったので、自分を守る無意識が働いた結果ひいき目がいつもの2割3割増しだったんじゃないかと。スタジアムも異常な雰囲気だったが、自分も異常な精神状態だったのね*1。スタンドからはうちの選手ばかり追っかけていたので、鳥栖の選手一人ひとりがようやく認識できて、ユンが効いてるのとか衛藤が走ってるのとかがよく分かった。衛藤、覚えました。良い選手ですね、と誰に向けてかフォロー。
ともかく、前評判上々の鳥栖とそこそこやれたのを見たことで、随分とまともな精神状態に戻ったような気がするので、次からは普通に見られるかな。

*1:告白すると、鳥栖のFWに新居がいないことすら気がつかなかったのだ。酷いね。