痛みは無いが、舌で触ると左の奥歯に明らかな違和感がある。よく見ると詰め物の向こう側の見えないあたりに穴がある様子。もう10年以上ご無沙汰で気になる箇所もいろいろあったので、思い切って歯医者へ行ってみることにした。
近所には歯医者がやたらとあってどこにしようか迷ったが、駅近くに日曜日もやっているところがあったのでそこに決め、さっそく電話してみる。昼にすぐできるとのこと。
行くとまず問診票を書く。以前別の歯の詰め物が取れてそのままになっていること、せっかくなので検査して全部直して欲しいことなどを記入。
通されると、初診なのでレントゲンを撮るという。へえ。専用の機械があり、目の前に突き出たつまみを前歯で噛むとカメラが頭のまわりをぐるっと一周。例の椅子に腰掛けて、しばらく窓の外の景色を眺め待つ。珍しく降った雪だが積もることはないだろうなどと考えていると医師がやってきていよいよ治療。
やはりあちこちに問題があるそうで、手鏡を持たされ、見せられながら指摘を受ける。「――ちょっと黒くなってるのが見えますか？ここが――」などと懇切丁寧に説明される。こんなの昔はしなかったなあ。内容はざっと以下、
- 詰め物が取れた右上のところが少し虫歯になっているので、削って新しい詰め物を入れる。
- 舌で違和感を感じた左奥歯も、治療して新しい詰め物を入れる。
- 親知らずは抜いてしまいましょう。
- 前歯の裏にも小さい虫歯が。治療。
- 溜まった歯石を取る。
さすが10年。
今日はひとつめのを治療。麻酔を打ち、削る。普段は痛くないけど削るとやっぱりじわーっと痛いのね。ドリルの音は想像するほど嫌な音はしないが、今日のドリルがたまたまそうなのか技術の進歩なのかは不明。
治療箇所の数が数なのでけっこう長く通うことになりそうだ。治療することはうれしいのだが、このところ医療費の出費が多くて金銭的に落ち込む。健康が一番。
