もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ER-6i、10日経過しての使用感

ガジェットマニアとしては使いはじめが一番楽しい。総感としては満足。買って良かった。
カナル式はやはり装着が難しい。指し具合で音の聴こえ方がかなり違ってくる。いきおいでグサッと指し、まだ入りそうならちょいちょいと指先で押し込む。すんなり良さげな位置に収まることもあるが、一発でハマらないときつくて微調整はきかないから、抜いてもう一回やり直し。抜くのもけっこう大変。面倒くさがりな自分は少々不満な耳触りでも我慢してそのまま聴いてしまうが、そうすると音はかなり違う。
上手く差し込めたときは、素直で飾り気がない音で、音の一つひとつがきめ細かく聴こえる。これまでのヘッドフォンでただ「ジャーン」と聴こえていたのが、それぞれの音が細やかに聞き分けられるのが楽しい発見。
時にはそれがもともとの曲が持っていた粗を目立たせることも。その「ジャーン」のいきおいが心地よかった曲が、繊細に過ぎてこれまでのいきおいが削がれたような印象になってしまうこともあった。
購入前に読んだレビューで気になっていた低音については、確かにに物足りなさを感じることもあるが、もう慣れた。気に入らなけりゃイコライザで調整すればいいのだし。
遮音性は抜群。京急の通勤快速でつり革につかまりながら目を閉じたら、ドア開閉の音にすら気づかなかった。寝たら乗り過ごす可能性高し。
曲との相性では、ジャンルも何もごった煮のプレイリストをシャッフルでひととおり聴いて、一番良かったのがコーラスグループのアカペラ。高音の男性ボーカルや、女性ボーカルの聴かせる曲とかも良かった。あとクラシック。
はじめ2、3日は耳が少し痛かったのだけれど、独特の形状のイヤーチップも気持ち柔らかくなったようでもう大丈夫だ。耳あかの汚れは、油取り紙(たまたま顔汗用に持っていた)でこまめに拭き取るようにした。これはいいかも。