もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs徳島ヴォルティス

昼前に家を出る。久しぶりのデーゲーム。日差しが強く、駅までの道で帽子を忘れたことに気づいたのだが、そこまで暑くないだろうと高をくくってそのまま歩く。
横浜駅からはバス。混雑ぶりにもそろそろ慣れてきた。
スタジアムではいつもの場所へ。日差しは思ったよりも暑い。タオルマフラーを頭に乗せて凌ぐが、時間とともに疲労していく。戻ってでも帽子持ってくりゃあよかったと後悔。
8月の月間MVP発表。カズが選ばれた。
スタメン発表。

   城  カズ
吉武 山口 内田 北村
中島 山尾 浮氣 早川
    菅野

試合が始まると、特に激しい主導権争いもなく、低調なチーム同士の対戦らしくやけにスッと試合に入る。
徳島の2トップ+1の動きはこれまでで一番控えめで、このところの不調ぶりをそのまま持ってきているよう。トップへの楔には浮氣か山尾が身体をつけ、簡単には振り向かせないように対応できているから、怖さはあまりなかった。横浜のDFラインはあまりフラットではなく、山尾がちょっと引いたような形で、徳島の飛び出しへの対応だったろうか。
中盤では内田が積極的な上がりをみせ、中央から右コーナーフラッグ付近までを広く動いていた。山口もタイミングを見て上がる。両サイドも結構思い切りよく高い位置へポジションを取っており、横浜がかなり押し込んだ展開。
17分。浮氣が競り合いでの不注意からこぼしたボールに慌ててしまい、相手を倒してPK。羽地が落ち着いて決め、自分たちのペースだったのに先制を許す。
先制されるのは慣れっこなので、横浜の選手たちは焦るでもなく、この後もペースは渡さない。何度も惜しいチャンスをつくり、点が入りそうな雰囲気。31分、城がちょっと強引に一人で持ち上がり右足のシュート。前半のうちに追いつく。
前半一気に逆転を狙うわけではなく、同点で良いという雰囲気がありありで、そのまま前半終了。
後半もはじめは横浜ペース。しかし、すぐに再びPKを与える(ファールのシーンは余所見しており見ていなかった)。キッカーは誰かは分からなかったが、1点目を決めた羽地ではない様子。もしかしたら、と淡い期待で見守っていると、そのキッカーがクロスバーに当ててしまう。ラッキー。
51分、左サイドからのスローインを受けた中島が、ぬるぬるとドリブルで相手を躱しPAへ侵入していく。グラウンダーの(おそらく)シュート。飛び込んでいたカズが押し込んでゴール! 横浜が勝ち越す。カズダンス炸裂。会場は多いに盛り上がる。
63分。また余所見をしていたら、いつのまにか大場に決められ同点に。今日は暑さに参って集中力を大いに欠いた観戦だった。
この失点に落胆したのか、それともスタミナ切れか、横浜のペースが素人目にも分かる程ガクンと落ちる。一方の徳島は、放り込む速い攻めでチャンスを作り始める。
84分、左からの横パスを受けた羽地が、ゴール前を右から左へ横切るようにドリブルしながら右足でのミドルシュート。鮮やかにゴール左隅を捉えて勝ち越し。ああ……。
そのまま終了。
前半の内容を見ただけに、今日はなんで負けたのか理解に苦しむ。守備の甘さが目立つ。後半に動けなくなったのも失望させる。良いところもいろいろあったけれど、それだけに総じてがっかりだ。