もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsベガルタ仙台

横浜駅のバス乗り場には黄色い人々や不慣れな様子の人々が「8番(のりば)は行くんだよね」「6番のも行くんじゃなかったっけ?」などの声*1。かなりの人数で、仙台サポーターの熱心さを改めて感じる。それと若さも。20代前半のグループ、特に女性のグループなんていつもはこんなに見かけない。…余所では普通なのだろうか。うちの客層は少し年配さんなのだろうか。そんな気がしなくもない。
いつもより少し遅れたので、ピッチではもう選手たちが練習していた。バックスタンドはセンターライン付近を境にきれいに色分けされている。心配していた雨は何とかもっているが、空は暗く今にも降り出しそう。
スタメンは、

     北村
       内田
智吉 信義  シルビオ 一樹
山尾 河野 トゥイード 早川
      菅野

FWは北村の1トップ。その下に内田が入り、その他は変わらず。控えMF大友のアナウンスに律儀に反応する仙台サポ。
試合開始。
前半は横浜が風上だったが、ペースをつかんだのは風下の仙台。両サイドからの組み立てがスムーズで、いきなり押し込んでCKなどチャンスを何度もつくる。対する横浜は守備からカウンター狙い。
9分、ボールを持った智吉が中へ切れ込むと仙台の寄せが緩く、そのままミドルシュート。右足アウトにかけたボールはGKから逃げながらクロスバーに当たって下に跳ね、なんとゴールイン! 仙台ペースの流れの中でいきなり先制する。慣れない状況に戸惑う。
直後の11分。左CKを最後はバロンに押し込まれてあっさり同点。選手も戸惑ってたのか? 早い時間からの点の取り合いに、前回対戦の再現かと頭を抱える。
城とジェフェルソンが不在で最初は不安だったものの、スタメンFWの北村は安定した働きを見せる。サイドへ流れたり裏を狙ったりと相変わらず運動量豊富だし、今日はDFを背負ってのポストプレーにもがんばりを見せていた。トップ下に位置した内田はかなり良い出来で、こぼれ球を拾うと積極姿勢から再三シュートを放つ姿は好感。
ペースは仙台だが、横浜もそこそこチャンスを作りながら前半は終了。
後半は仙台が千葉に変えてシルビーニョを投入してより攻撃的に。でもペースとしては前半と大きく変わらず、どちらに点が入っても良さそうな雰囲気だった。
横浜は左SBを山尾から中島に、信義から富永にと続けて交代。富永は高めに位置し、攻撃の意志を見せる。おそらく攻撃に高さを加えようという意図だったのだろう。
28分、左サイドからアーリー気味に出たパスに仙台のFW(シュウェンク?)が飛び出し、オフサイドと思った横浜DFが遅れ、シュートはポストに弾かれたものの梁が詰めて勝ち越し。
横浜は大友を右SHに入れて攻めるが、37分、前掛かりになったのを突かれて再び失点し、そのまま1-3で敗戦。
試合後は、あいさつに来た選手へ罵声が飛び、何か言われたのか富永が激昂していた。こうまで結果が出ないとやはり雰囲気は悪くなるなあ。まずい。
帰りはバス待ちの列に恐れおののき、トボトボと歩いて駅へ向かった。
ここからは箇条書き。

  • 雨は降ったりやんだりで、観戦にはそれほど支障なかった。
  • 左SBに入っている山尾だが、慣れないポジションでの苦労が何気ないプレーにまで影響してないか。トラップミス、パスミス、あの山尾がらしくない。無理に左SBではなく、3バックの左をやっているくらいの気持ちでプレーすれば、もうちょっと安定するんじゃないか、なんて思ってみたり。
  • 富永のFWは悪くなかったと思う。前でボールを奪う能力は新発見だった。だが、おそらく本来の狙いであった高さを活かせたかといえば疑問。急造だろうから無理もないが、可能性は感じさせた。
  • 内田はプレースキックのキッカーも久しぶりにつとめたりと、一時期の不調は脱したようだ。攻撃的なポジションで続けて良いところを出しているので、怪我や出場停止を勘案してこのまま前めで使ってほしい。
  • 城は?(追記:中継によると古傷の膝が原因で大事を取ったとのこと)

今日は草津が勝ったらしい。気がつけば勝ち点4差だ。もう待てない。

*1:三ツ沢グラウンド入り口へは6〜11のりばです