相変わらず体調はよくなく、出かける直前まで寝ていた。慌てて支度をしたので、電車の中でデジカメの予備バッテリーを忘れたことに気づくがもう遅い。点けっぱなしだと90分持たないので気をつけなければ。
スタジアムに着くとまずビール。売り子さんが注ぎ損ねてこぼされた。ここ3試合続けてだが、売り子さんはみんな別の人。注ぎ上手の人を探しておかないと。
試合開始を待っていると、スーツ姿の見たことのある顔が目の前を横切る。なんと足達監督がゴール裏にふらりとやってきた。話を聞こうとできた人の輪に加わる。景気のいい話がないのは辛いところだが、最後は拍手とコールが起こり、ともかくこれで試合に前向きに望もうという雰囲気に。
スタメンは、
城 ジェフ 智吉 信義 シルビオ 内田 中島 山尾 河野 重田 菅野
出場停止の佐藤一樹に代わって右SHには内田。
試合はまず横浜がペースを握って攻める。中盤での守備は寄せが早く、奪ってから素早く前への意識が高い。前線では多少あいまいなフィードでもジェフェルソンと城がよくマイボールにするので、後ろから出しどころに窮する場面はほとんどなかった。シルビオと信義のボランチは個人技を生かしてボールキープできるので、不用意な奪われ方からピンチを招くこともなく、繋ぎに関しては良かったと思う。
久しぶりスタメンの内田だが、いつものポジションではなくサイドでの起用にも違和感はなく、サイドを駆け上がってのクロスや中に入ってミドルなど、らしさも出ていた。こういう起用もありかな。
20分くらいから福岡が持ち直して反撃。中央から人数をかけての攻撃は負けじと身体を張って防ぐが、サイドを深くえぐられあわやというピンチもクロスバーに助けられたり、菅野が詰めてきたFWを足技で躱して会場を湧かせたりで、前半は0-0で終える。
後半は若干福岡が立て直したものの、前半とそれほど変わらない展開。67分、カウンター気味に左サイドから突っかけられ、飛び出したグラウシオが落ち着いて決める先制ゴール（また左サイド！）。よく我慢していたが先制点は福岡に奪われた。
横浜は内田→大友、智吉→吉武と両サイドを替え、シルビオ→北村と攻撃的な選手交代で勝負にいく。フレッシュな両サイドが再三仕掛けてクロス。逆にシルビオが抜けて手薄気味の中盤を福岡が使って反撃と、殴り合いが続く。
83分、セットプレーで右サイドからのいいクロスをジェフェルソンがヘディングで叩き込んで同点！
その後も同じシステムのまま追加点を狙った横浜だったが、攻めきれず引き分けに終わった。
勝てた試合を引き分けた印象は残るものの、後半追いついた展開もあってか悪い気分ではない。前節からの反動というのもあるだろうし、試合前のことも影響しているかも。お人好しすぎるなあ。
水戸、徳島と続くアウェイは何故か金曜日開催なので行けるわけもないが、このところ内容は上がってきているので、それに結果が伴うことを祈るばかり。
ではその他雑感を。
- 足達監督はゴール裏で話をしてるとき、周りに警護とか誰もいなかったんだけどいいんでしょうか。なんか本当にふらっと来たので驚いた。距離感とかはうちらしくもあるが。
- マッチデープログラムの表紙はシルビオ。ゴール後のガッツポーズか、気合いの入ったいい写真でお気に入り。
- 北村の頭がえらくスッキリしていて、最初誰かと思った。ついシャッターを切る。
- 福岡は勝てないのも頷ける出来で、前回対戦したとき程の脅威はなかった。肝心なところで選手間の距離に余裕がなく詰まり気味の感じ。
- ジェフェルソンのゴールはまたもセットプレーから。なんかヘディング上手くなってる？
- 観客は発表では4,890人。もっと入ってるかと思ったのだが。家族連れが多く明るい雰囲気のスタジアム。
- うちの家族はtoto、みんな引き分け買ってたそうで。ああそうですか。反論もできないよ。
