もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs徳島ヴォルティス

どうにも腹の調子が悪いのだが、座ってるだけなら問題なかろうといつもの時間に出かける。
到着したのもいつもどおり。ゲートまでの道は脇の花壇にチューリップなどが咲いており、ほのぼのと良い天気。ジャガードマフラーは暑かろうと持ってこなかったので、ショップで今シーズン仕様のタオルマフラーを購入。前回とほぼ同じゴール裏メイン寄りに席を取ると、間もなく選手がピッチに現れて練習開始。
本日のスタメンは、

   久保田  城
吉武  信義  貞富  佐藤
智吉 山尾 トゥイード 河野
      菅野

何といってもまずトゥイードが復帰! ここ最近の活躍からか河野は右SBに入り、押し出された早川はベンチ入りもせず。そして右SHについに佐藤一樹がスタメン。左は智吉が一つ下がり、前に吉武。メンバーは変わっていないのだが、ポジションはけっこういじってきた。監督の試行錯誤が伺える。
今日は「ヨコハマはG30」マッチと銘打っており、ピッチにはマスコットが登場。「へら星人ミーオ」といういかにも怪しげな名前とは裏腹に、なかなかにかわいいキャラだった。そして試合前のセレモニーで中田市長があいさつ。自分宛の横断幕を話の種にしたり、徳島サポへやんわりと毒を吐いたり、G30に絡めて「ゴミは3割減、ゴールは3割増」などとなかなか気の利いたコメント。この人、こういうのは上手いねえ。
試合開始。
練習試合で足達監督が言っていたように、徳島は組織が整った良い攻撃をしてくる。横浜の中盤がプレスをかけると素早く逆サイドへ展開。トップと2列目のコンビはかなり訓練されていて遅滞がない。このサイドチェンジと2列目からの飛び出しで再三横浜のDFを脅かす。横浜は中央で人数が足りないことが何度も。本職がCBのはずの河野はやけに高く位置しているし、貞富はプレスからの戻りが間に合わないし、信義はボールウォッチャーでフリーランニングを許すし。DFライン裏へのスルーパスに、DFが個人の能力でもって身体を張り何とか凌ぐ。
攻撃は、ロングボールで縦へ早く攻めるときにチャンスが生まれるものの、最後のところで決定的な仕事ができない。久保田が一人で強引に持ち込んでのシュートはヒットせず、両サイドからの突破も見せるが数は多くない。
41分。素早く左へ展開されるとDFが足りず、羽地にGKとの1対1から落ち着いて流し込まれる。前半は徳島のゲームだった。
後半も同じように攻めあぐねる展開。シュートチャンスは少ない。61分、前半に警告を受けていた貞富に代えてシルビオを投入すると、直後の66分、相手ペナ付近でのパス廻しの中、ゴール正面からシルビオが強烈なミドルを放つ。相手DFに当たってコースが変わってサイドぎりぎりにゴールイン! 同点に追いつく。
雰囲気がイケイケになった横浜は吉武から中島、信義からジェフと次々に交替。少々強引にも見える攻めで追加点を狙う。対する徳島もカウンターから縦へのスピードある攻撃で対抗。打ち合いの様相を見せるが、結局追加点は奪えず引き分けとなった。
試合後のあいさつに来た選手たちへ、ゴール裏は横浜コールで迎え、目立った野次はなかった。今季8試合で4分け。まだ「引き分けを勝ちにする」ことはできていないが、第1クールということもあってサポーターは暖かく見守っている。
試合が終わっても腹の調子は良くないままなので、真っ直ぐ帰り、帰宅後すぐ熱いシャワーを浴びたらようやく人心地ついた。
次節も三ツ沢でのホームゲーム、甲府戦。ホーム連戦なんだから、ひとつは勝たないと。頼みます。
では雑感を箇条書きで。

  • トゥイード復帰は大きい。徳島は高さ勝負をしてこなかったが、それでもトゥイードの危険察知能力が何度もピンチを防いでいた。
  • ボランチに内田や富永がいるものの、センターラインは決まりつつあるのかな。城のパートナーは久保田が頭一つ抜け出した感じで、ジェフはすっかりジョーカーに定着。
  • 対して両サイドは飛び抜けた存在の選手がいないだけに、まだまだいじってきそう。本当はそろそろ固定したメンバーで攻撃の形を作りたい頃だけど...。大友や吉武はスタメンだとなぜか結果が出ないし。
  • 今日は佐藤の攻撃参加に期待していたのだけれど、物足りなかった。ゴール前に斜めに走り込むところへパスが来て惜しくもカットされた、あんなプレーをもっともっと期待しています。
  • そういえば、シルビオの利き足はずっと左だと思っていたのだけれど、プレースキックも右だったし、ゴールしたシュートも右だったので、たぶん右足。でもどうして左足だと思っていたんだろう? 誰かと間違ったか??
  • 観客は久しぶりの5,000人超。バックスタンドはかなりの入り。
  • それにして暑かった。売り子の顔や近くの子どもの腕が日に焼けて赤くなっていた。日差しが強く、デジカメの液晶画面が見にくくて撮り辛いったらない。