もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs水戸ホーリーホック

風が強く、バス停から入り口へ向かう道はまさに桜吹雪状態。大いに試合に影響しそう。
勝つ串とお茶を買ってスタンドへ。今日はゴール裏メイン寄りへ陣取る。水戸戦はおそらく静かな戦いになるだろうと予想して、いつになく本気で写真を撮ろうという目論見。ゴール裏からは逆光になるのが避けられないのでせめて少しでもマシになる角度をというわけだ。
今日が誕生日の小野信義の「18番タオルマフラー」を首にかけて、試合開始を待つ。
ふくしまの米・月間MVPの発表がある。3月は城彰二。おめでとう。
スタメン発表。

   久保田 城
智吉 信義 貞富 吉武
佐藤 山尾 河野 早川
     菅野

仙台戦で評価の高かった貞富が引き続いてボランチでスタメン。前節大活躍の河野がCB。マッチデープログラム表紙を飾った内田はベンチ。
試合開始。
前半は横浜が風上に立ってこちらに攻めてくる。やはり結構な強風で、どちらも浮き球には慎重に対処している。
水戸の新戦力デルリスは注目だったが、河野がマンマークで潰して仕事をさせない(山尾とのセンターDFはゾーンで守らず、常に河野がデルリスに付く形だった)。水戸はいつもどおり堅守で、奪うと早い攻撃を仕掛けるのだが、横浜のDFもよく集中して破綻しない。試合後の監督コメントによると、仙台戦の3失点に対してかなり意識付けをした結果のようだ。
前節のTV観戦では今ひとつその良さを実感できなかった貞富は、生で見てなるほどと感心。守備では相手攻撃の起点にすばやく寄せて遅らせる動き、ビルドアップでは常に中盤の底で安定した繋ぎを見せる。
一方の横浜の攻撃はというと...うーん。中盤から前の繋ぎでは時折いいボール回しがあるのだけれど、何しろシュートがない。定番中の定番「風上からのミドル」も皆無。
パスミスから決定機を与えるものの久しぶり菅野横っ飛びスーパーセーブで難を逃れたりで、前半は0-0で折り返し、後半へ。
後半開始。あまり前半と変わらないなあ。
横浜は攻めあぐねて、どうやら水戸の思惑通りの試合になってしまっている。水戸ゴール前はぶ厚く、容易に突破できない。奪われると速攻だが、風は相変わらず強く、風上から水戸の縦パスがそのまま流れてゴールラインを割ったり。繋がれても最後のところで身体を張ってシュートを打たせず何とか凌ぎ切る。
そのままスコアレスドロー
初の3連勝はならず。盛り上がりに欠ける試合であった。

追記。夜にBSのハイライトを見たら「水戸の倍のシュートを放つも無得点」というアナウンサーのコメント。そうなの? 調べたら公式記録ではシュート数11vs5。現地では「コースが空いたら打てよ!」と激した覚えしかないのだが。