もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsモンテディオ山形

いい歳して昨夜はなかなか眠れなくて、そのせいか今日は朝起きてから体調が今ひとつ。天気は良く、予報では気温も上がるということだったが、それほど薄着はせずにおく。行って暑ければ上着を抜けばいいのだしね。
昼食は着いてから軽く食べようということで、昼前に出発。確かに日差しは暖かいのだが思いのほか風が強く、試合に影響しなければいいがと心配しつつ、横浜駅からはいつもどおりバスに乗って三ツ沢へ。
バスを降りて競技場まで歩く。雰囲気を感じてつい顔がニヤけてくる。やっぱり三ツ沢いいな。
入場すると、おなじみのふくしまの米入りバッグ(入ってるサトウのごはんは何気に重宝してます)と、応援用に掲げるためのブルーの紙ボード(裏面に城のサイン入り)を渡される。入り口横に行列ができていたが、どうやらレプリカユニの受け取り待ちだったようだ。自分はその隣で、毎年購入しているイヤーブックと卓上カレンダーを購入。食べものはあまり空腹でもなかったので軽めに新メニュー「勝つ串」(トップの写真)とお茶。荷物が両手にいっぱいになってしまい、ともかく座ろうとおぼつかない足取りで一番近いゴール裏スタンドを目指す。
今日はゴール裏とバックスタンドのどちらに座るか最後まで決めかね、結局中途半端なバック寄りのゴール裏に腰掛けてしまった。見るにも角度は中途半端だし、応援するには中心から外れすぎ。次ははっきりどちらかにしよう。
まずは売り子から買ったビールと串で一服。勝つ串は量は物足りないが、味はまあまあかな。
そこへゴール裏の代表の方がやってきて、観客一人ひとりにボードの掲げ方のお願いを。自分も同様に声をかけられ、応援コールのちらしを頂いた。青いA4用紙の両面に一色刷りの手作り風ちらしは、以前配られていたマッチデープログラムを彷彿としてちょっとうれしい。
ホームゲーム開幕セレモニー。まず全選手が順番に登場し、手にしたマフラー(今年バージョン、絶賛発売中)を掲げてスタンドへあいさつ。整列後に奥寺GM、足達監督、キャプテン城からあいさつがあって、終了。自治体のエライ人のあいさつとかもない。先週に比べてやけにあっさりしてるな。
ピッチでの練習のために山形の選手が登場。アウェイゴール裏からは当てつけがましく真っ先に「臼井コール」があり、横浜側はこれもお約束のブーイングで応じる。
スタメン発表。

    城  シルビオ
信義  富永  内田  大友
佐藤 山尾 トゥイード 早川
      菅野

前節途中出場のシルビオと大友、練習試合で得点した信義がスタメン。個人的に注目していたボランチはそのまま。
選手入場に合わせてボードを掲げる。自分の席からはメインスタンドのきれいな青白が見える。
試合開始。
山形のキックオフしたボールをいきなりシルビオが猛ラッシュしてスタンドを湧かせる。このワンプレーが象徴するように、足達監督の狙いである高い位置からのプレスは前節に比べてだいぶ改善されており、前節ではかるくいなされてしまうシーンでも今日はそこそこ効いてる感じ。ボランチもかなりいろいろと修正したようで、前節のような露骨なほころびは見えない。
しかしながら現実は厳しく、試合は山形ペースで進む。前評判どおり左サイドを突いての攻撃が主で、横浜もおつきあいするように左は守備的になり、攻めるのはほとんど右から。横浜にはこの右からの崩しで一度決定機があったが、クロスに合わせたシルビオのシュートは枠を外れてしまう。
もう一つ目立ったのは中盤での潰し合い。どちらもせまいスペースでボールを奪い合い、繋げられずにまた奪われ、を繰り返していた。ただし選手同士がより連動してチャンスをつくっていたのは山形で、ラインの裏を狙って飛び出す動きも多かった。横浜は得意のセットプレーで珍しく信義がキッカーを務めたが、ボールの質は悪くないものの味方が触れられずにゴール前を通過するのがいくつかあって残念。前半はスコアレスで終了。
ハーフタイムその1。JA全農福島の方からあいさつが。わざわざ福島から来て頂いてありがたいです。
ハーフタイムその2。前半途中からだいぶ天気が怪しくなってきた。気温もかなり肌寒く、今日は応援用だったはずのマフラーがただの防寒具に。後ろの壁に貼ってあった大きな弾幕の裏に子どもが入り込み、弾幕がめくれて強風にあおられすごいことに。ぶつかるんじゃないかと怖い怖い。
後半開始。
山形が攻勢に。左サイドから何度も攻められる。そして14分、臼井のクロスに原が合わせてゴール、先制を許す。両手を上げて喜ぶ臼井と、駆け寄って祝福する山形の選手たち。(ここまではいいんだが...何人かの山形の選手が横浜サポーターーーゴール裏ではなくてバックスタンドのーーに向かって何やらアピールし、横浜サポが激高していた。おそらく臼井へのブーイングが伏線にあってのことだろうけど...印象悪いよ。)
直後、横浜も反撃に出るが、ボールを前へ運ぶ意識ばかり先立って強引すぎで不発。試合のペースはまたすぐに戻ってしまう。
28分、富永に代えて吉武。直後、前線でこぼれた左サイド奥から城が折り返したボールに反応した吉武がシュート。ファーストタッチだったんじゃないか? 豪快に決まって横浜同点!
その後は期待の久保田を入れた横浜だったが、山形に盛り返されたのを最後のところで踏ん張り、なんとか引き分けで勝ち点1を獲得した。
試合後のスタンドは、引き分けの結果にもおおむね好意的な反応。ホーム開幕戦&リードされたのを追いついたということで、まあいいんじゃないかな。
帰りに横浜駅行きのバス待ちをしていたら、ふくしまの米ラッピングバスがやってきた。初めて目にしたのでぜひ乗りたかったのだが、惜しくも満員で次のバスに。
開幕戦の体たらくで力の程を疑っていた足達監督の手腕だが、1週間で随分立て直したと思う。もちろん引き分けで満足はできないが、ようやくシーズンを戦っていく戦力を確認できたような気がする。ようやく開幕できた。
自分の中でもようやく開幕の気持ち。やはり三ツ沢でないと。手拍子と拍手で手のひらがつるつるだ。
まっすぐ帰宅した今もやはり体調は今ひとつ。普段に輪をかけて支離滅裂な文章だが校正するだけの元気はないのでとりあえずこのまま上げちゃいます。読んでくださる方、すみません。
(その後、ちょっとだけ手直ししました。)