もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs湘南ベルマーレ

今シーズン初めての横浜国際での試合。駅からの歩きも考慮していつもより少し早めに家を出たが、スタジアムに着いたのはキックオフ50分前。その頃は日差しもそこそこ強く、屋根の下の席を探したのだが、結構客の入りもいいようだ。
試合前のダンスチーム登場に「うちもこんなことできるようになったのか。普通のチームみたいじゃん」とちょっと喜びながら楽しむ。応援の歌詞カードを配るゴール裏の人をみかけ、ますます普通のチームみたいじゃんとさらにうれしくなる。「普通」っていうのはもちろん皮肉ではなくて褒め言葉だ。
発表されたスタメンはやはり前が苦しい。北村の1トップで、城と大久保がリザーブ。

      北村
臼井          大友
  杉本 マシュー 信義
中島 山尾 トゥイード 早川
      菅野

湘南はパラシオスがいない。


キックオフ。いきなりトゥイードがトップにポジションを取り、あとはそのままの3-5-2システム。なんと30分過ぎまでそのまま戦う。く、苦しすぎ…。
試合はほぼ横浜ペース。湘南はなぜか中盤でまったくプレスをかけず(かからず?)、横浜はセンターラインを越えるあたりまではどフリー。サイドでパス交換での突破や、ロングキックでのサイド深くへ走り込ませる大きな展開、さらに今日はすばらしいキレの臼井がドリブル突破でチャンスをつくる。ただしこれもいつものとおり、最後のシュートを打てずにもやもやが残る。前半は0-0。
後半になってもペースは変わらず、逆にまったり感が増してしまう。66分にようやく山尾と大友に替えて城と大久保を同時に投入。城がトップ下で、大久保・北村の2トップとなる。
大久保がターゲットになることで縦の展開が早くなり、ゴール前の攻防が増える。72分、中島の左からのCKが惜しくも外れた後の2回目のCK。マシューが決めてようやく先制。
78分には河野を入れて再び4バックに戻し、湘南の反撃をしのいですごく久しぶりの勝ち点3を手にした。


予想通りFWの駒不足が露呈してしまった。今日の湘南の出来であれば前半に先制できたはずだが、前の人数が足りずにフィニッシュできないのが目立つ。
北村はDFを背負ってのポストプレーもがんばり、前線でよく走っていたと思うが、いかんせん今日のシステムはフォローがなさすぎ。信義も杉本も後方でさばくのは安定しているのだが、攻撃時の押し上げは物足りなさが残った。
途中出場の大久保は、ヘディングでほとんど競り勝っていたのはいいのだが、決定機でボールに触れないなどシュートがなかったのが×。出てきたらまずシュートだよ。
杉本は中盤の後ろめでプレーしたが、ようやくコンディションも上がってきたようだ。柔らかいボールタッチで前を向きパス、というのを何度か見せた。右の大友へ通ればチャンスというロングパスを何本かミス(大きすぎ)したのが残念。一方、マシューから左の臼井へのロングパスは何本もとおり、ビッグチャンスをつくったのはさすが。マシューは今日のMOY。


後半の途中のアナウンスで「本日の入場者は1万2000人」と聞いて、つい拍手してしまったよ。周りもしてたけど。子供が「なんで拍手してるの?」と尋ねている声が聞こえた。他のスタジアムでは入場者数発表のときって拍手してたっけ?


totoで引き分けを予想した42.76%のみなさん、残念でした。←しかしすごい支持率だな。