もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ニューイヤーカップ、鹿島アントラーズ戦

ニューイヤーカップ第2戦・鹿島アントラーズ戦は、1-0で勝利。

勝った事は率直に嬉しい。だがそれよりも、開幕まで2週間以上あるこの時期に、昨季J1チャンピオンの鹿島と実戦形式の試合が経験出来たことが嬉しい。テンションも高く、強化には十二分な試合だった。

鹿島vs横浜FCの試合結果・データ(JリーグDAZNニューイヤーカップ:2017年2月4日):Jリーグ.jp

カズ
イバ
野村
中里
佐藤
ジョン
永田
キャラ
西河
藤井

ゲームキャプテンは#6中里。福岡戦からは中1日だがスタメンの変更は4人だけ。まだコンディションが十分でない選手も多いのではないかと思うが、基本となる選手選考が現れていると見ていいか。

試合開始からの前半、横浜は鹿島に一方的に押し込まれるワンサイドゲーム。鹿島は全体的には急いではいないが、やはり個々の判断やパススピードが早く、横浜はブロックを作ってそれを凌ぐばかり。守備に忙しい。18分、鹿島は右クロスに#18赤崎が頭で合わせたが、#18南がビッグセーブ。

観ていて意外だったのは、鹿島がわりと頻繁に裏への長いパスを使って来る所。勿論細かなパスの崩しがあってこそなのだが、裏へ飛び出した選手がそのままの勢いでシュートを狙う形が少なかったのは、横浜には助かった。

23分、左サイドで#7野村が頑張って、ボールを拾った#22永田がクロス、#14イバが飛び込んだがシュートは合わず。この辺りの時間帯からは、スピードに慣れてきた横浜もいくつか反撃の機会を作る。30分、右サイドを#19ジョンが持ち上がり、センターへのパスを受けた#8佐藤がミドルシュート

その後再び鹿島が攻勢に出るが、スコアは動かずに前半は0-0。

ピッチを下がる途中、鹿島のブラジル人選手と談笑する#11カズ。そのせいで時間がなくなったのか、カズのピッチ脇でのインタビューをぶった切ってCMに入るDAZN。

後半頭からの選手交替は、そのカズ→#9津田。この選手交替が当たる。横浜は前半にやられ過ぎた反省からか、割り切ってトップのイバへロングボールを入れて攻撃の時間を作ろうとすると、イバの周囲で斜めに走る津田。

後半開始すぐ、ロングボールをイバが裏へ通し、野村が抜け出してシュートを放つも枠上。そしてすぐ。中盤で奪ったボールを一度下げ、縦へ。前線で津田がヘディングで落とすと、ジョンが右を駆け上がってクロス。イバがゴール正面でどフリー、利き足でない右足ボレーを蹴り込んだ。横浜が先制!

勢いに乗って横浜が更に攻勢。49分、イバが身体の強さを活かしてキープし右へ。再びジョンのクロスに津田が飛び込むも、DFにクリアされる。そのCKは左から。ニアでイバがフリックし、外から津田がボレー、これもDFがディフレクトして枠の外。

俄然試合に動きが。鹿島はCKからのチャンス。それを横浜がカウンター。今度は鹿島#7ペドロジュニオールが裏へ抜け出てシュート。目まぐるしい展開。66分にはFKから鹿島#28町田がダイビングヘッドも枠のわずか外に逸れる。

67分に横浜は3人同時交替。中里→#10寺田、#5西河→#4渡邉、ジョン→#13野崎とどれも同ポジション同士。前の試合に出番なしだった寺田と野崎も元気な姿が見られて安心する。特に野崎は元気で、右サイドで運動量豊富に走り回る。

73分、藤井→#28前嶋。ポジションはそのまま右SB? 相手サイドのオーバーラップにも良い守備を見せていて、攻撃の選手というイメージだったので感心する。

80分、イバ→#39大久保、#20キャラ→#17楠元。

その後の鹿島の攻撃も抑え、1-0で横浜が勝利した。

流石に鹿島にはかなりやられ、特に前半の内容は一方的だったが、徐々に対応して良い試合に出来た事は評価できる。結果は言う事なし。

横浜サポーターにとっても秘密兵器だったジョンの、特に攻撃面での活躍は予想外で喜ばしい。中里や佐藤、野村といったメンバーに、キャラやジョンといった新戦力が加わって、これまでは悪い要素が殆ど見えない程だ。

一つ心配なのは、ここまで怪我人が少ないこと。それ事態はたいへん良い事なのだが、あまりに結果が良すぎて少々心配になってきている。調子の良い時ほど怪我には気を付けてもらいたい。

ちなみにこの試合、観客は6,523人も入ったそうだ。すごいな。