もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ニューイヤーカップでDAZN試用

シーズンを前にして「JリーグDAZNニューイヤーカップ」が始まった。今季は横浜FCも参加する。

2017シーズンのJリーグ中継は、昨季までのスカパー!から、外資であるDAZN(ダ・ゾーン)に変わる。配信の使い勝手についても様々な記事を目にするようになってきた。昨季までスカパー!オンデマンドにお世話になってきた自分も、そろそろ試してみることにした。

結論から言えば、特に問題にはならなそうだ。

我が家の環境は、デバイスはMacBook ProiPhone 5sである。昨季までもスカパー!オンデマンドだけを使っており、TVでの視聴は考えていない。自宅には光回線があり、Wi-Fiで接続している。iPhone 5sのキャリアはIIJmioみおふぉん

まずDAZNに登録する。

名前、メールアドレス、パスワード、クレジットカードを登録すると、すぐに視聴できるようになった。1ヶ月の無料体験期間が設けられているが、クレジットカードの登録は必要だった。

MacからSafariでサインインする。しかし、いきなりMicrosoft Silverlightのインストールを促された。あまり気が進まない。

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次にChromeでサインイン。こちらはSilverlightを必要とはされないようなので、理由はよく分からないがこちらを使用することにした。

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試しに視聴したのは、「JリーグDAZNニューイヤーカップ 沖縄ラウンド第2戦:札幌VS千葉」。13:00キックオフの試合だ。10分前にアクセスしたが画面は動かず、6分前の12:54に放送開始となった。水曜日午後という混雑のない時間の放送は、光回線での再生は快適。画質も問題なし。

まず気になったのは、画面にコントローラーの類が何もないこと。あくまでリアルタイムのそれをそのまま配信しているだけのようだ。音量調整バーもなく、PC本体のボリュームで調整する。これだと他のアプリとの「ながら使用」で少々使い勝手が悪い場面があるかもしれない。

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次に、メニューから表示→拡大/縮小しても、動画表示領域に変化がなかったこと。但しこちらは、ブラウザ幅を変えたらその幅に合わせて調整されるレスポンシブデザインだった。最大幅は864px(?)、最少はブラウザの最少幅。ブラウザ幅を変えている途中も動画再生が途切れることははほとんどなかった。

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変わって、iPhoneのDAZNアプリで視聴してみる。もしや蹴られるかと思いながら接続すると、同アカウントで同放送を同時に視聴することもできた。Wi-Fi接続だったが、こちらは体感でやや画質・レートが落ちているように感じた。これがデバイスやディスプレイ性能による差なのか、配信の差なのか、原理はよくわからない。

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iPhoneアプリではタップすることで画面下にコントローラーが表示され、所謂「追っかけ再生」も可能だった。PCでもSilverlightを入れればリッチなコントロールが可能なのかもしれない。

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IIJmioみおふぉんでは、アプリで通信速度を制御(最大200kbpsへ制限)できる。これで視聴してみたところ、かなり画質が落ち、時々読み込み中で止まる程になった。その場合でも音声は問題なかったが、映像からは選手の区別もほとんど出来ないため、よほど割り切った使い方だろう。

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キャンプ地での試合だがカメラ台数にも不足はなく、実況、解説、ピッチレポートともよく知った方々で、中継そのものに違和感はなかった。あまり面白い内容の試合ではなかったためそこは割愛。背番号の大きな選手が多く、チームの仕上がりどうこうを言える時期でもない。

軽く一試合観戦しただけだが、特に問題になることはなかった。懸念は視聴者が増えてサーバーに負荷がかかった場合だが、DAZNにとってニューイヤーカップはそのためのフィールドテスト的な意味もある大会だと思うので、応援していないチームの試合であってもみなで大いに視聴するのが良いのではないか。