もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

うちらしい勝ち方

6月26日のJ2第20節、ニッパツ三ツ沢でのホームゲーム、FC町田ゼルビア戦をオンデマンドで見直す。

7試合勝ちなしの横浜と、3試合勝ちなしの町田の対戦。相手優位だが少ないチャンスを物にしての1-0勝利。

カズ
津田
野村
中里
寺田
小野瀬
田所
西河
大崎
市村

スタメンは、前節の2失点目がやや脆い印象だった#1渋谷に替わり、GKは#18南。#8佐藤が出場停止のボランチには#6中里。#10寺田はJ2通算200試合出場。

当日はキックオフぎりぎりの到着だった。町田は場所が近いこともあってけっこうなサポーターが来ていたが、人数のわりに印象が薄かった。とにかくラッパが煩いという印象ばかり。あれは町田サポの中で問題にならないのだろうか。

試合は町田優位。#30中島のダイアゴナルランが目立ち、#5西河のカバーリングも忙しい。右(横浜の左)からの攻撃が多く、アーリークロス、CBとSBの間へのパスと、選手もボールもよく動く。スピードが落ちて時間がかかっても、二列目が動き直して攻め切る。エリアに入る回数、かける人数も町田が上で、深い所までえぐってクロスを入れるが中央で合わず助かる。

町田は守備もコンパクト。横浜は攻めあぐね、リスクをかけないでゆっくり回す時間が多かった。35分頃、#19小野瀬と#16野村の左右を入れ替えてから少し良くなったが、横浜のファーストシュートはロスタイム、右CKに合わせた#5西河のヘディングまで待たなければならなかった。

前半のシュート数は横浜1-4町田。

スタジアムではいいようにやられていると感じたが、オンデマンドではそれなりの試合をしているようにも見えた。シュートを打てないのは確かにそうなのだが、機能しない#9津田と#11カズの2トップも、守備ではサボらず細かくポジショニングし続けていた。

後半57分、カズから#39大久保への交替から横浜にも前線でのプレーが増え、#3田所のオーバーラップからクロス、野村のミドルが枠に飛ぶ。65分には津田→#14イバ。

68分、試合が動く。#10寺田からDF裏への浮き玉のパス、#19小野瀬がゴールライン際でよく残しリターン、再び寺田がクロス、ファーで大久保が打点の高いヘディングをずどん。横浜が先制。

75分、横浜のCKを町田が拾ってカウンターを狙う所で、楔を受けようとしたのへ後ろからガツン。田所がこの日2枚目の警告で退場。個人的には現地で「よく止めた」と拍手したプレーだったが、退場のジャッジは厳しい。

数的不利となったので、野村→#22永田を入れて、大久保を中盤に下げ、1点を守る戦い方へ。ロスタイム含め20分程あった時間を凌いで勝利。

我慢が続いた時間の長さと、その我慢を一気に発散するようなゴール。退場からのピンチを乗り切った上での1点差勝利。まさにサッカーの醍醐味を凝縮したような試合で、とても楽しかった。

次節は首位札幌とのアウェイ戦。