もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

セレッソ相手に惜しくもドロー

セレッソ大阪戦をスタジアムにて観戦。結果は1-1ドロー。

ずっとスコアレスの緊張感から、試合終盤に点を取り合っての引き分けは、客入りの良さもあってスタジアムは盛り上がった。自分も盛り上がり過ぎて、オンデマンドで見直してからの投稿。

この日の生観戦は諦めていたのだが、運良く仕事が早く終わったのでその足でスタジアムへ。横浜駅のバスのりばはいつになく混雑しており、キックオフにはぎりぎりで間に合った。

スタメン。

イバ
カズ
野村
寺田
佐藤
小野瀬
田所
西河
大崎
市村
渋谷

試合はセレッソが攻め、横浜が守る、誰もが予想していたとおりの展開。

だが前半は、横浜のブロックにセレッソがあまり効果的な侵入をして来ず、ときおりチャンスもあり、それほどやられている感覚もなかった。オンデマンドで見返した印象でも横浜が狙っていた通りの展開。

攻撃はあまり機能せず。#14イバは先発した試合では最も効果的な動きが出来なかったのでは。#11カズも同様で、2トップは「守備を頑張っている」のが目立つものの、シュートは放てなかった。両サイドハーフも守備への労力が多い。

守備では、#1渋谷、#21大崎が続けざまに相手へプレゼントパスしてピンチを招いたり、序盤に危ういシーンを演出してしまったが、徐々に落ち着いて良いプレーも出すようになった。若く出場経験の少ない二人がそうだったのは、相手のネームバリューや観客の多さが気負いの原因になったろうか。大崎はゲームを通じては、リカルドサントスを苛立たせる事に成功。パワーで上から圧倒するタイプのデニスとはまた違い、大崎は嫌らしさを持つやんちゃなタイプだと言える。

セレッソは戦力を考えれば勿体ない戦い方。2列目は#9杉本、#8柿谷、#7関口という豪華な並びだが、名前ほどの強い印象はない。

柿谷は海外移籍前のイメージがまだ残っているが、今もプレー自体変わらないのであれば、前方にスペースのないポジションでのプレーは窮屈そうだ。体格のある#11リカルドサントスへ当てる形も、個人技を活かせているとは思えない。#23山下が後方でパスの出し所を探してなかなか展開できないのがとても目立った。

後半はセレッソが徐々に盛り返したものの、渋谷のファインセーブなどもあってなかなかスコアは動かず。

87分、左サイドから中央の#39大久保へ。大久保から左サイド縦へ走っていた#8佐藤へ。佐藤が切り替えして右足のクロス。ファーから詰めていた#15市村が右足で合わせて、横浜が先制! 時間が時間だったので、かなり嬉しくてスタンドで絶叫。

直後、#16野村→#22永田。

しかしすぐ同点に。PA前でフリーの#15松田からクロス、#29澤上のヘディングはポストに救われる。直後の早い右ショートCK、また松田にフリーでクロスを上げさせてしまい、#10ブルーノメネゲウにボレーを決められた。89分。

松田がクロスを上げた位置は、それまで野村が守っていたゾーンでもあり、監督交替がまったく裏目に出たかもしれない。スコアレスで準備していた選手交替をそのままにしたのはもっと慎重であるべきだったか。

試合終了のホイッスルが鳴ると、両チームの選手がばたばたとピッチに倒れた。

ホームでドローだが、これは文句なく拍手を送る試合べきだった。スタジアムでもその空地は強く、追いつかれて勝利を逃したのは悔しいが、素晴らしいゲームを見せてくれたという部分で満足している客が多かったのでは。

来場者は10,524人、もちろんセレッソ戦ということも大きな要因だったが、当のセレッソサポは人数の割に大人しく、同じようにアウェイ席を満員にする他チームとは明らかに違っていた。あれは所謂「セレ女」の逆効果なのだろうか。だが黄色い声が飛び交うこともまたなかった。

来場者の多さは意外な所へ影響。この日は5月と思えない夏日で、飲食売店はどこへ行ってもドリンク類がアルコール類を残して売り切れ続出。急きょメイン側で販売するのを場内アナウンスするくらいだった。

次節は佐藤が出場停止。そろそろスタメンに警告が累積していく頃で、今季は固定メンバーで戦ってきただけに、そこの穴埋めがスムーズに行くのかは少々心配。