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もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ニッパツ横浜FCシーガルズvsちふれASエルフェン埼玉

プレナスなでしこリーグ2部9節、ニッパツ横浜FCシーガルズvsちふれASエルフェン埼玉の試合をニッパツ三ツ沢球技場で観戦。

ちふれ」はちふれ化粧品ネーミングライツで、以前のチーム名がエルフェン狭山と聞けば通りも良いが、公式略称はちふれのようなのでとりあえずそれに準ずる。とにかく、つまり強豪である。この試合前までの戦績は、ちふれが14得点5失点の2位、シーガルズが11得点15失点の9位(10チーム中)。

前回と同様にメインスタンドのみ開放としていた。横浜FCのここ数年の観戦ではゴール裏席にいることがほとんどなので、メインやバックの客の雰囲気は懐かしい。近くに監督気取りの中年男性が野次(本人にとっては”指示”)を飛ばしていたが、これが見当違いばかりで周囲の失笑を買っていた。700人に満たない客数で悪目立ちしていたのも彼には不運だったが。

シーガルズは3-4-3。ちふれは4-4-2。

ちふれは公式スタッツの通りに堅守のチーム。4-4-2のブロックをきれいに布陣して、守備からの速攻がベースのよう。前半はマイボールになると後方からでもダイレクトプレーを選択肢の一として、裏へ縦パスを狙っていた。#13吉谷茜音、#14相沢優里、#15高橋彩織らアタッカーはみな足元が上手く、二人のDFの間を割って行こうとしたり、チャンレンジングでアグレッシブ。シーガルズのCB#3金澤真美が高さを活かしてよく凌いでいた。

シーガルズはスカウティングによるものなのか、ちふれの後方でのプレーに対して高い位置から再三プレスをかけ、奪ってからのショートカウンターを狙っていた。これが功を奏して何度かチャンスを作りかけるのだが、ちふれDFラインは球際が強く、シュートに持ち込む一歩手前で防がれてしまう。

前半はスコアレス。

シーガルズはハーフタイムで#22岩木綾乃から#17藤掛まゆへ交替。藤掛はトップの位置に入る。

失点は54分。シーガルズのパス交換で、パスが中央の#15橘麗衣へ。相手選手に囲まれた位置で簡単にさばくのではなく、しっかり足元に付けて打開しようとしたので「ああ、足元に自信があるのだな」と思った矢先、さすがに3人に囲まれた状況でボールロストしてしまう。そのままPA前で3本ほどきれいに繋がったパス。後方から飛び出す#15高橋へ通され、きれいに決められてしまった。

前半、縦一本が通らないので、ちふれの方が少し工夫してきたのかもしれない。サイドで受けてから中へ、二列目の飛び出し、裏へのスルーパス等が増えていく。

失点に気落ちしたのか、シーガルズの精彩を欠くプレーが続いて時間は進む。64分には#20石原愛海から#10柴田真奈未、81分には橘から#13石原美聡へと交替。

84分、ちふれが高橋から#19荒川恵理子に替えると、その荒川を経由してまた裏を取られ、#10伊藤香菜子に決められた。万事休す。そのまま0-2で試合終了。

両チームともチャンスは多くなかったが、少ないチャンスを確実に決めたちふれの貫録勝ちといったところ。

強い相手と戦っていて足りないと感じたのは、攻撃に移る場面で溜めて時間を作れる選手がいないことと、所謂ストライカータイプが見当たらないこと。サイドから崩してクロスを入れる部分はさほど見劣りするものではないが、得点の匂いはあまりしなかった。

スタンドが一番盛り上がったのは、シーガルズの選手(藤掛?)がPA内で押されて倒れたがファールを取ってもらえなかった場面。微妙ではあった。

プレーヤーでは、#22岩木の縦の突破がややぎこちないものの魅力的だった。2ボランチは橘がチャレンジ、#14牟田佳織がカバーの関係。ひいきの牟田が地味な役割で少々残念だったが、後半はオープンワイドへの展開等も見せてくれたので由とする。

なでしこ2部の上位チームの戦力と、シーガルズのそれとを比較して、今季はどうなのかを測るには良い試合だった。ざっくり言ってしまえば、差はあったが、今の順位が妥当とも思わない。課題も多いが可能性もまたあるというところ。

入場者数は698人。