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もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

2016シーズン体制

横浜FC

雪に祟られた過去を思えば暖かな気候で、行くのを楽しみにしていた11日の新体制発表記者会見&餅つきだったが、体調不良のため行けず、ネットの情報を漁る。背番号14が空いているものの、およそ戦力は整ったと見て雑感等。

結論を先に言うと、新戦力には期待大だが、チームの総合力にはまだ物足りなさが残る。

退団

GK 村井
DF 森本 中島 パクテホン
MF 渡辺匠 ペフミン 井手口 飯尾 小池
FW 黒津 青木

横浜FCというクラブが長く抱える問題の一つが、毎年のように監督や主力選手が入れ替わってしまい、継続したチーム作りがあまり出来ていないということ。一昨年まで続いた同一監督の三年間ですらそのきらいはあった。センターバックセントラルミッドフィールダーセンターフォワードのセンターラインを軽々に入れ替えては上手くいかずの繰り返し。

その点では、今オフに契約非更新となった選手の内訳は、レンタル先から呼び戻したものの出場のなかった中堅や、怪我で昨季の戦力になれなかった選手が大半のため、人数の多さほどにはチーム刷新の心配はなさそうだ。貴重なアタッカーである小池やレギュラーCBパクテホンの移籍は痛いが、チーム戦績を鑑みればよくそれだけで済んだとも言える。監督も紆余曲折あったものの、ルス監督が続投となり戦術に大きな変更はないだろう。

加入

DF #3田所 #5西河 #28藤井 #4デニスハリロヴィッチ
MF #31前嶋 #32グエントゥアンアイン #21大崎
FW #30齋藤 #9津田
監督 ミロシュ・ルス

補強ポイントははっきりしていた。まずディフェンダー、守備的ミッドフィールダー。そして得点力のあるフォワード。

監督

昨季途中で辞任(解任ではない)したミロシュ・ルスが再契約。チーム作りや方向性の面では「継続」となる。発表のタイミングも早く、オフの補強にも監督自身の希望を反映させ得た。

昨季を観て戦術に強い個性はなかったが、采配意図や選手起用には長く指導者をしてきた理論が現れており、このクラブには過去あまりなかった「経験豊富な監督」らしい安定感は期待したいところ。心配なのは、再登板でチームを掌握するだけの信頼を取り戻せるかどうか。そして、切り替えの下手なサポーターが足を引っぱらないか。

GK

昨季は四人態勢で戦ったが、三人態勢のチームも一般的であり、昨季フル出場の南に怪我がなければ更なる補強の優先度は低いポジションと言える。仮に四人態勢とするならば、南に次ぐ中堅がいてほしいところ。その場合、渋谷か高丘を試合経験が積める下位カテゴリーへレンタルするという手もある。

DF

まずセンターバックでは、経験豊富な西河の加入は、入団以来ポジションが確約されていた野上へ初めての危機感を抱かせることが出来るのではないか。藤井も本職はCBだが、右SBでの起用も見据えての獲得と考えれば、市村への刺激ともなる。11日には、監督の母国スロベニアから188cmの大型ディフェンダー、デニスハリロヴィッチの加入も発表された。

中島の退団で不安視していた左は、田所の加入と野崎の再契約で埋まった。永田も含め、みなSHでもプレーできるタイプ。チームは昨季の失点の多さを特に気にしているところがあるので、駒数から3バックシステムの可能性もありそうだ。

MF

元々人数の多かったポジションで、非更新選手も多い。新加入はボランチ候補。

昨季ボランチは寺田、中里、佐藤で主に回し、スーパーサブ的起用を担うアンヨンハを除いて起用されなかった。若い“ベトナムピルロ”グエンと未知数の大崎がその争いにどこまで食い込んでくるのかは見えないが、寺田や佐藤をもっと攻撃的な役割として使うことは、アタッキングサードでのアイデアに乏しかったチームには不可欠な要素。せめて「選択肢の一つ」というレベルではいて欲しいところ。

その攻撃的なポジションは、小池が抜けたことのマイナス分を埋めてさらに上積みしなければならないが、補強は現状なし。昨季終盤は小池の上下動やダイアゴナルランが効果的だったが、ああいった動きをするタイプはあまり見当たらない。野村や小野瀬を筆頭に若い選手たちが、松下や内田、野崎を追い落とす活躍をしてくれなければ。また、二年目で日本の環境に慣れたロクにも期待。

FW

ゴールという結果において期待を裏切り続けた黒津がついに非更新となり、やって来たのが津田。細かな違いはあれど、スピードに特長のあるパワフルなフォワードという共通点は似ている。期待するのは決定力(シュートを枠内に飛ばすこと)。

チームとしての課題はそれ以前に攻撃回数の少なさなのだが、シーズン序盤は守備の再構築からスタートすると思われるので、即効性は期待できないだろう。新加入選手との連動を徐々に高め、シーズン中盤以降に結果が出るのを長い目で見たい。また、外国籍選手枠には空きがある。

その他

コンディショニングコーチに元徳島の安野努氏が就任した。この点については昨季より間違いなく改善するだろう。

まとめ

総括すると、新加入選手は個々に見ると良い補強だと思えるが、チームとしてはまだまだ信用できないところがある。対戦相手に「不安定なチーム」「強いのか弱いのかわからない」というようなことを言われてしまう、どこか地に足が付いていないところ。だが、そこが噛み合えば予想よりもずっと良いチームになる可能性もある。

開幕を楽しみにしていよう。