もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

昇格レースを盛り上げる

14日(土)の第41節アウェイ磐田戦を、遅まきながらオンデマンドにて観戦。

内容はよく戦っており、得点力のある2位の磐田を相手にしての無失点は、ドローとはいえ満足できる結果だった。前節で残留を決めたことは、プレーする上で精神的によい影響を与えてくれたのかもしれない。

横浜FCのシステムは、レギュラーSB#15市村の出場停止を受けてか、それとも磐田用か、あまり見ない3-4-2-1。

小野瀬
寺田
松下
永田
中里
アンヨンハ
小池
森本
野上
パクテホン

磐田はエースの#8ジェイが欠場。DFラインには#13宮崎と#35森下がいる。

ファーストシュートは横浜。#10寺田のパスを中央で受けた#19小野瀬の右足。のんびりと試合を運ぶ横浜には珍しく試合開始からテンション高めなのは、相手があってのことだろう。

寺田がピッチ中央付近で攻撃に専念できる時間が長いのは、チーム編成上では本来やりたい形であろう。前節と違い、その一列後方では#20中里がよくボールに触っており、攻撃のスイッチ役が前後に複数あるのは久しぶりだった。

磐田はトップの#20森島や左の#15アダイウトンへ早めに当ててくる、個の力のあるチームらしい戦い方。ファーストシュートは14分にCKのこぼれを#4小林。

磐田のプレスがかかったときの、横浜のパスミスが多い。ハイプレッシャーでのプレーレベルが低いのは、選手が入れ替わってもここ数年ずっと抱える課題。

それでも#14小池がロングフィードに裏を取ってGKと1対1、クロスに中里がアンヨンハばりのヘディング、寺田のクロスに#39大久保のヘディングはクロスバーに弾かれる等、試合を通してチャンスは作れていた。一方の磐田は、横浜のマークでアダイウトンが消えた後半はあまりいい形が作れず、玉際でもがんばった横浜の方がフィニッシュが多いくらい。昇格レースのプレッシャーだろう。

このまま引き分けだと3位福岡に勝ち点で追いつかれてしまうという状況なのだが、中継カメラが磐田サポの「奇麗所」ばかり抜くため、切迫感が薄い映像になってしまっていた。「(J1へ)戻る・帰る」というようなゲートフラッグが多いのもそれを強くしてしまい、サポの顔に苛立ちの色が見えたのはロスタイムに入ってから。

ひいき目で勝てた試合であり、引き分けは勿体ない結果だった。上位の相手に引き上げられてよい試合をするのは珍しくない事だが、この時期こういった試合ができたのはポジティブに捉えられる。だが、昨日と今日、オフの非更新選手発表が始まったが、この試合でフル出場の森本の名前があったのが解せない。であれば(森本は好きな選手なのだがそれを別に)楠元なりを使うべき。

磐田はうち相手に引き分けは想定外だったろう。最終節に掛かるプレッシャーが増したであろうことは歓迎したい。