もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

この試合のモチベーションは何だったか

J2リーグ第39節・アウェイでのアビスパ福岡戦は0-4で敗戦。

得た勝ち点は0だが、降格圏の大分も敗れたので、「残留に必要な勝ち点」は減った。

野村
大久保
小池
アンヨンハ
寺田
松下
永田
パクテホン
野上
市村

自動昇格圏内を争う福岡と、残留争いする(とはいえ勝ち点差はそこそこあり、なおかつ下位の追い上げが感じられず、おそらく残留は堅い)横浜では、モチベーションの差は歴然。序盤こそ福岡のハイテンションに引き上げられるようにタイトに戦った横浜だったが、前半終わり間近に失点してからはずるずると集中力を切らし、終わってみれば大差での敗戦。

2点ビハインドでの永田→中里、野村→内田という二枚替えが不可解。野村は動きに問題があったわけではないが、チームにスタミナを問題視されているのか90分使われることがない。中里はボランチ以外での起用はおそらく今季初で、パサーであり前への推進力があるタイプではない。相手の混乱を誘う前に、味方が混乱してしまうような選手起用だった。

ベンチにはペフミンや青木が入っていたが、やはり出番はなかった。ここ数試合、毎試合違った選手がベンチ入りするが、みな出場がない。もう来期を見据えた起用をしてもいいと思うがそれがない。中田監督が来期続投するかはっきりせず、そのため試合毎の目標があいまいだ。個人的には中田さんは強化部門に戻って欲しいが、それでも何らかも動機付けがないと、実践での成長機会が無駄になる。ならば思い切った起用も欲しい。例えばボランチのスタメンにペフミンを起用して、駄目なら途中からアンヨンハでも良かったのでは。

来期はメンタルコーチを置いてはどうか。若手の育成を(名目上は)掲げているとはいえ、現状ベテランが多いチーム構成は、競った試合で老獪に戦い勝ち点を得る術を持つ一方、敗戦が見えてしまうと諦めが早い。こういう試合中に持ち直せず失点を重ねて敗戦というゲームが多すぎる。これが得失点差の目を覆うような現状をもたらしていると思うのだが。