もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

大敗

ホームのヴェルディ戦は1-6で大敗。連敗も継続。

好調な相手にいいようにやられてしまったが、今後この先に向けての良い糧になれば。まあそうでも思わないとやっていられない。

カズ
大久保
小野瀬
佐藤
寺田
松下
中島
野上
楠元
石井

開始1分に失点。右サイドからクロスが上がると、ファーでフリーになっている相手まで届き、頭でゴール枠内へやさしくパスするようなイージー。最初のピンチにしてはあまりに軽いプレーでの失点で頭を抱える。

ヴェルディはアタッカーが守備ラインの裏へ走り込み、横浜は防戦一方。特に経験のない右SB#25石井とCB右の#27楠元の裏はほぼ無抵抗に蹂躙された。右サイドのスローインも担当する石井が、やけに溜めのない早いスローインを繰り返していて、ボールを持っている時間がそんなに嫌なのかと。試合中にも関わらず、ピッチ上でチンが楠元を怒っているのが見え、徐々に球際でファイトする姿勢が見られるようになったが、キックオフの瞬間から出来なければ駄目だろう。

しばらくは耐えていたが、#24松下の良いスライディングタックルから攻勢に出ようとしたプレー、パスの先で主審に当たりカウンターを受け、近距離のシュートを南がセーブも、こぼれを押し込まれた。ハプニングからそのまま失点してしまい至極悪い雰囲気の2失点目。これで勝敗は決したと言っていい。

その後も守備ラインは不安定。押し込まれるとラインが上がらない。早いリスタートからカウンターを受けるシーンもあったが、ラインを上げてオフサイドを取るべきところでもそれができないのは、裏が怖かったからか。

前半は0-3で終えると、ハーフタイムの2枚替え。石井→#14小池、#11カズ→#9黒津。普通なら次節から右SBは小池になる流れだが、ミロシュはどうするだろう。

後半は3点ビハインドということで、リスクを負って(言い方を変えれば「破れかぶれ」で)前へ。黒津の左足、小野瀬や小池のヘッド等、前半には見られなかった相手ゴールを脅かすプレーもあったが、得点は黒津の1点のみ。3失点追加して1-6で試合終了。

大久保とカズの2トップなのだから、DFラインは相手のプレスが強いときはもっと簡単に蹴ってしまえば良かった。実際にここ数試合でも、試合序盤はロングボールを多用してリスクを避けてきた場面は多かったので、この日それができなかったのはよく分からない。

後半はリスクを負って打ち合ったが、球際はあれくらい強く行かないと駄目なのだと身体で感じられたのは、やや昨季の「ポゼッションのためのポゼッション」が戻ってしまっている横浜の現状にとっては収穫なのでは。とはいえ、守備意識を欠いた相手に対してのそれで後半1-3と打ち負けているのだから、迫力不足は否めないが。

チンがメディアに対して、若い二人への苦言を呈したことは、特に何とも思わない。ピッチ上で直接本人にも言っていたことだし、言われてもしょうがないプレーだった。

よく「使って育てる」と言うが、実際に目にするのとでは随分違うものだな。