アウェイでのファジアーノ岡山戦はスコアレスドロー。連勝ならず。
後半かなり押し込まれたが、南のセーブで拾った勝ち点1。
前半は横浜、後半は岡山が流れを掴んだ。
前半の横浜は、ここ数試合で見せている細かいパス交換で、サイドから打開しクロスでゴール前勝負する攻撃の形。トップ下の#8佐藤がアクセントを付けるが、#9黒津の胸トラップからのボレーがGKに防がれた辺りから徐々にアイデアを欠き、フィニッシュ前のパスミスから相手にボールを奪われるシーンが増え、流れを渡してしまった。
一方の岡山は硬い守備と、ロングボールとカウンター。得点力不足に泣いている最近の状態そのままに、アタッキングサードでの精度を欠く。飛び出しがオフサイドになることも多かった。
岡山の守備はボールホルダーへ詰める距離が短く、横浜はそれを躱すためにより多くの手間をかけなければならなかった。それでもワンツーや3人目の動きがあるうちは良かったのだが。
後半はずっと岡山ペース。横浜の反撃はセットプレーと、終盤に#39大久保が投入されてからくらいだったろうか。
前節も素晴らしいセーブを見せた#18南が、この試合でも好セーブ連発。岡山も攻めてはいるものの迫力不足は否めず。そのままスコアレスドローに終わった。
アウェイ岡山戦で勝ち点1は、ベストではないがベターな結果だったと思う。
この試合は、実況アナが嫌いなタイプだったせいで、試合をあまり楽しめなかった。J2らしい「おらが町のチームを応援」実況なのはともかく、全体的に内容が乏しく、何より絶叫が耳障りだったので、途中で音声を絞ってしまった。こういうのは勘弁して頂きたい。