もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

天皇杯2回戦で敗退

天皇杯2回戦。ホームスタジアムであるニッパ球でカターレ富山戦。

セットプレーでの失点が響いて0-1で敗戦。予想できた結果。

天皇杯は年間パスが使えないと気付いたのは当日昼過ぎで、スタジアムで当日券を購入。席種は公式サイトをみてもJFAサイトをみてもわからず、チケット売り場の図を見て決めた。ゴール裏自由席エリアがバックスタンド方面へかなりせり出していたので、それを買ってバックスタンド側へ。おかげで試合はよく観えた。

小野瀬
黒津
内田
松下裕
アンヨンハ
松下年
中島
野上
市村

ミドルウィークというわけでもなく、リーグ順位もそういう立場ではないので、ターンオーバーではなくいつものスタメン。これには少し残念な思いもあった。そういう選手が公式戦のピッチで活躍すれば、チーム内競争に良い影響があったかもしれないのだ。

試合は、相手が同カテゴリーということもあり、いつもと何ら変わらない。横浜がポゼッション(フルコートでの鳥カゴのようなもの)し、富山がカウンターを狙う。

富山は#10苔口を筆頭に、前線の3人がいつも横浜のDFライン裏を狙っており、中盤へのプレスが弱い横浜は簡単にパスを出されて序盤から危なっかしい。

前半22分、富山の縦パスにアンヨンハがハンドしたという判定で、PAすぐ外で直接FK。これを富山の#6内田に決められて先制される。富山の壁の作り方が上手かった。

その後は、横浜が攻め、富山が守る流れがずっと続いた。大きなサイドチェンジからチャンスになることが多かったが、フィニッシュの形が乏しいので富山にとってどれほど脅威になったかは疑わしい。とにかくサイドへ持って行きクロスを上げるというのがチームの目的になっているようで、バイタルを使うのは一度サイドへ出てから。後方からのフィードがゴールへ直接向かうことがない。

後半も残り15分は、一方的に横浜が攻めていたが、クロスは上がっても中で合わせる選手がいないので、シュート本数にはつながらなかった。大久保や田原のような長身FWがいた頃ならこれでもいいのだろうが、スピードとドリブルが特長の黒津・野崎の2トップでこれはない。

試合後は、あいさつに来る選手の様子と、自分には馴染のないバックスタンドの様子を半々に注視していた。試合中はそうでもないのに試合が終わった途端にかなり酷い罵声を浴びせる30歳前後の男性がけっこういて、あれはただのストレス解消だろうなあと感じた。それとは逆に、女性サポがブーイングについて「もう選手は慣れちゃったでしょ」と諦め気味に言っていたのが印象的。確かにそういう表情の選手もいた。

後半に相手カウンターの場面。後方から全力疾走して追いすがり追いついてタックルした松下裕のような選手もいれば、その横でチンタラ走って見送る途中出場の選手もいた。

もうブーイングすらせずにみなで黙っているとか、そもそもスタジアムへ行かないとか、選手たちに「これはヤバい」と本気で思わせるくらいでないと、監督交替のなさそうな今季中は何も変わらなそうだ。