もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

Aperture is Dead?

Aperture is Dead. Long Live Photos! | ApertureExpert

WWDCのキーノートは、Appleのリアルタイム中継とTwitterの#wwdcを同時に眺めていたのだけれど、自分の抱いた興奮とTwitterでの失望のギャップが興味深かった。WWDCはあくまで開発者会議なので、新ハードの発表を期待する声などは場違いなのだが、そうと気付いていない人が多いようだった。

iOS 8は、Androidでは出来るがiOSでは出来なかった機能をかなり盛り込んだよう。一番気持ちが高ぶったのはSwift。もうコードを書くことはほとんどないのだけれど、それでもこういう話題に飛び付いてしまうことに呆れてしまう。

新機能として「iCloudフォトライブラリ」というのが出て、今のフォトストリームの延長だと思ったのだが、説明を読むとどうやらRAWファイルも含めて使えるようだった。「すべて」とあるが容量無制限というわけではないのだろう。ここは未確認。

Apple - iOS 8 - 写真

新機能らしき、レンズ補正とノイズ除去についてのセッション。

WWDC Session Shows Lens Correction and Noise Reduction for OS X, Mentions iPhoto and Aperture | ApertureExpert

ちっともアップデートされないApertureはどうなるのか?というのが疑問だったのだが、そこで読んだのが冒頭のリンク。要は、Apertureは開発終了し、新しいPhotos.appに置き換わるということ。iCloudフォトライブラリのフロントエンドとしてのiPhoto(と、その上位としてのAperture)の存在価値は消えないのではないかと考えていたのだが。

iPhoneスマホでの写真撮影が、SNSへのアップロード・共有の隆盛で、撮影する機器としてのカメラからスマホへの流れはあるとしても、撮影することの需要はむしろ増すはず。そしていつか(意外に近い将来?)iPhoneでRAW撮影ができるようになるときに、iPhoto/Apertureがあるのとないのとでは違うと思っていた。

確かに、Apertrueはかなり古く、メンテもされてこなかったプロジェクトだから、クラウドを含めた新しい機能を盛り込むのには不都合だったのかもしれない。OS XiOSがより近くなったので、iOS向けPhotosの技術をOS Xに活かすのは当然か。

問題は、ライブラリをいつ移行するか。

うちのは容量的には1TBに満たないので、これに関してはおそらく問題なし。

但し、記事にも書かれている通り、バージョン1はバギーに決まっているので、しばらく様子見するのが賢い選択だろう。とはいえ、自分が使い始めた頃のApertureも十分バギーで、それでもだましだまし程度には使えていた。新機能もそうだし、iPhoneとの連携等を考えれば、出来るだけ早く移行出来るに越した事はない。

現実的には、現行ApertureもYosemiteまでは使えるようなので、ライブラリは移行せず、用途に限定して新ライブラリでPhotosを試してみるのがいいかもしれない。それで本当に駄目だと感じたら、いよいよLightroomや他製品を検討しなければ。