アウェイでの大分トリニータ戦は、0-1で敗戦。
観ていてストレスが溜まる試合だった。ストレスの原因はシュートがないこと。
スタメンは、ボランチがアンヨンハと松下裕樹のコンビになり、寺田が一列前へ。
松下が最終ラインに下がり、そこから組み立てるような形も多く見られた。松下はプレイエリアも広く、カバーリングから前線への飛び出しまで、特に前半は良い出来だった。そしてやはり、寺田が前めでプレーするとアイデアがあり楽しい。裏へのスルーパス、自ら裏へ飛び出してのクロス。
ただし、チームとしてのパフォーマンスは不満。小池や野崎などの運動量が多い選手と、それ以外の全体での運動量の差といおうか。実況でも再三言われていたが、大分と比較して切り替えのスピードがかなり遅く、攻めても守っても人数が相手より多いことはなかった。失点も、左サイドをざっくりえぐられてのクロスに、ファーから走りこんだ#29風間に誰も追いつけなかったもの。
先に点を取られて劣勢に立った後、後半に時計が進んで行く間、チームから覇気のようなものがあまり強く感じられないのが残念だった。最後は3バックにしてFWを増やしたが、シュートはわずか6本。
勝ち負けはどうしようもない部分があるが、観ていてつまらない試合ばかりなのは、応援のモチベーションとしても難しい。せめてゴールを。
順位は20位。下位2チームは戦力的に差がありそうで、たまに勝つか引き分ければ降格はないと思うので、それがチームへの危機感を生むとは期待できそうにない。上位に目を向ければ、8位と勝ち点差で既に10点あるので、ホームでスタジアムDJが「J1」と煽るのはかなり恥ずかしい状況だ。
次節はホームで千葉戦だが、千葉との試合はイメージが悪くあまり観に行きたくない。別の予定もあり、当日の天候次第だろうか。