もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

GW最終日

ゴールデンウィーク最終日は、ニッパツ三ツ沢球技場にて、京都サンガを迎えてのホームゲーム。0-2で敗戦。

内容はまずまずで、これまでなかった前線での攻撃のアイデアもあり、勝てないながらもチーム状況は必ずしも下向きではないと感じた。

身体が疲れていたので、久しぶりにバックスタンドへ行こうかとも思ったのだが、この日の試合がカテゴリー1(アップグレード価格1,000円)であったことと、招待客の家族連れが多かったことで、いつもどおりゴール裏席、但し隅の方で座って観戦。

野崎
飯尾
松下裕
寺田
小野瀬
永田
野上
市村
渋谷

スタメンは、GKが南から渋谷に変更。南のプレーに問題があったわけではなく、むしろ好セーブに助けられていたので、これは明らかに勝てない流れを変えたいがためのスタメン変更なのだろうと理解した。

だがしかし、これが完全に裏目で、失点はどちらも渋谷のミスから。1点目は、正面のイージーボールをキャッチし損ねて落とし、大黒に詰められたもの。2点目は、6秒以上ボールを離さずに間接フリーキックを与え、京都のおもしろセットプレーにしてやられたもの。

もちろん、2点リードしてからの京都は少し抜いてプレーしていた可能性はあるが、失点シーン以外のプレーを見ると横浜はよく戦っていたと思う。

これまでサイド一辺倒が多かった攻撃も、飯尾、小野瀬、野崎、ホナウドらで中央から崩そうという意図もあり、京都のDFラインを少しは慌てさせる時間もあった。中央とサイドを組み合わせることで、サイドからのクロスも効果的だった。

ホナウドはようやく周りとの連携がフィットしてきたようだ。野崎と二人で崩す場面もあった。ハイボールの扱いも今のFW陣では一番だろう。サイドからは永田や市村が一対一を積極的に勝負することもあった。

問題はやはりボランチか。松下裕は寺田と組んだことで前に出る機会は少なかった。寺田は球離れが悪いのを完全に京都に狙われていて、後ろ向きに持ったときには寄せられて奪われ、カウンターを受けることが試合中ずっと続いた。寺田個人ではなくチームの問題だと思うが。

渋谷はミスが続いたが、それでも後半は落ち着いてゲーム出来ていた。さすがに次節のスタメンは南が濃厚だと思うが、これを糧にして気落ちせずがんばってほしい。

Twitterでは長谷主審に不満を感じているような声が目立ったが、勝敗をどうこうするものではなかった。確かに倒れている選手やオフサイドの旗に気付くのが遅い等、視野の狭いジャッジだなとは思ったけれど、まああれくらいは想定内だろう。

シュート数は3-5と両チームとも少なかったが、お互いに攻める意識がなかったというわけでもなく、見ている分にはまずまずの好ゲームだったと思う。GWに来た子どもたちやその親には、退屈だったかもしれないが。

観客数は7,153人。観衆はゴール前のシーンにはとても良く反応していて、せめて一点返してくれたら盛り上がるのにと思った。子どもの多いスタジアムの雰囲気も悪くない。