もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

第18節にしてようやく今季ホーム初勝利

ガイナーレ鳥取戦は、ようやく今季ホーム初勝利であり、自分が生観戦した試合としても今季初勝利。
電車が30分以上遅延。横浜駅バス停留所は大混雑で、三ツ沢の丘を歩いてスタジアム入り。いつもより1時間早く家を出たのだが、到着したのはキックオフ30分前だった。
飲食売店もいつもより長い列で、腹を空かして来たのだがとりあえずおあずけ。混雑の原因はスポンサー冠の「GENOVA Match」で、観客数は11,482人。お客様が多いのはうれしいが、人混みが大嫌いな性分なので行動はどうしても控えめになる。
カイオのあいさつも見事に見逃す。

    黒津  大久保
内田          寺田
    松下  佐藤
森下  野上  スンジン  武岡
      シュナイダー

鳥取は横浜と似たシステム・似た戦い方のチームなので、ボール回しのリズムやプレスの圧などが(恐らくお互い)ストレスになりにくい。落ち着いたとも低調とも言えるテンションの、つまらないわけではなく、むしろ楽しい感覚が強い試合だった。
先制点は横浜。13分、CB野上からの縦一本を鳥取DFがクリアミス、大久保が左足で蹴り込んだ。単純なロングパスだったが、後方でボールを動かしているときに大久保が前線で逆方向へ動き出し、それを見ていた野上がパスを出した。動き出しても出ないことが多かったので、そういうトライが見られたことだけでもうれしい。
その後はリードした横浜が若干優勢にボールを保持。ポゼッションでは持ち味を出していたと思うが、ゴール前での決定機は鳥取にも何本か作られていて、安心して見ていられるわけでもなかった。
左SBに入った森下がこれまでにない高い位置取りで、右しかなかったSBの押し上げが両サイドで見られたのは喜ばしかった。森下に押されるように、内田が積極的にゴール前へ顔を出す。松下が追い、佐藤や寺田がバランスを取る中盤も悪くなかった。
相手DFラインの裏を何度か破ったのは黒津だったが、大事にしすぎてシュートを打てない。周りからもため息。
後半もそれほど流れは変わらず。押し気味だが、寄せが甘くなったところでミドルを打たれたり、セットプレーであわやという場面を作られたり。時間が進みスペースが出来始めると仕掛け合い。カウンターから内田が独走してのシュートは、ゴール枠直前でクリアされる。
79分、左サイドを深く破られ低いクロス、ファーから決められて同点。嫌な雰囲気。横浜は続けざまに、黒津→野崎、寺田→高地、内田→田原と交替。
後半ロスタイム、高い位置で高地から中央へスルーパス、走り込んだ大久保がGKとの1対1を、GKの倒れる足側の上へ蹴り込んで勝ち越し! 少し泣きそうになった。
そのまま2-1で試合終了。
試合中は端に座って観戦していたが、さすがにうれしくてゴール裏中央まで行き、大久保のあいさつを聞く。うれしさが隠せない。
帰路もバス待ち列は長かったが、仕方なく歩いて下る道は、足も軽かった。