もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

プレーオフ準決勝で敗退

ニッパ球でのJ1昇格プレーオフ準決勝・千葉戦。リーグ戦で順位が上の横浜は、引き分けでもいい試合だったが、0-4と完敗。
シーズンが終わった。
開門30分程前にスタジアムに着いたが、すでに入場待ちの列は長い。千葉だけでなく横浜サポも。どこからこんなに湧いて来たのかと思うほどだった。
クラブメンバーの先行入場はありがたく、席取りは楽、トイレも待たず、空いてるうちに飲食売店で昼食も買えた。今日は勝勝勝勝牛丼。「勝」がいつもより多いのはシーズン終盤で4連勝したからなのだそうだ。こういうのはうれしい。

    野崎  大久保
高地          武岡
    寺田  佐藤
阿部 堀之内  ペスンジン 森本
     シュナイダー

試合はどちらも慎重な入り。千葉もそれほど来ない。横浜はいつもどおりにゆっくりパスをつないで相手のほころびを探す。固さからなのか、パスの回りはいつもよりぎこちなく、ミスも多かった。
大久保はポストプレーをわりといい感じでこなしていたが、選手の距離感が悪いのかフォローが出来ない。これはパス交換でもそうで、いてほしいところに選手がいないことが多いように見えた。千葉は裏のスペースを狙っている。
35分、DFラインの裏へ出されたボールに潤之介が取りにいったところを、ぎりぎりで相手FWにかわされ(というか、どうやらハンドだったらしいのだが…)失点。前半は0-1。
1点取り返して同点で終わればうちの勝ち抜けなので、ここではけっこう楽観視していた。1点も取れない試合はリーグ戦でもあまりなかったので。逆に2点目を取られるとかなり厳しいなあとは思った。
後半8分、その懸念が早々に現実のものに。すぐ野崎に替えて田原を入れるが、13分にも続けて失点。これで0-3。ここから3点取るのは難しいので、ここで結果は概ね決まった。
田原が入ってからはパワープレー気味。サイドから早めにクロス。永井、カイオを投入するが、千葉はカウンター狙いで落ち着いてゲームを運び、時間はあっという間に過ぎていった。
残り10分くらいには選手たちにも諦めの色が見えて、43分にはさらに駄目押しの4点目。0-4で試合終了。
もっと緊張感のある試合を期待していたから、拍子抜けだった。つまらない試合になってしまった。試合後はかなり気落ちして、試合が終わってからもけっこうな時間座り込んでいた。
千葉のゴールはアタッカーが前を向いてスピードに乗った形が多く、そういう形を作らせてしまった横浜の力負けだった。「来季J1はまだ早いよ」ときついお仕置きを食らった感じだ。
うちの選手は止めて蹴る技術は上手いけれど、個対個で凄みを見せるような選手がそれほど多くないのかなあと。田原はず抜けているが、例えば今日の武岡や高地のように脆さも混在していたり。それとやはり守備的MF。八角以外に見当たらないのは何シーズン目だろう。
千葉には、今年3敗したリベンジを来季したいので決勝では負けろという気持ちと、この戦力なら勝ってとっととJ1へ行けという気持ちが半々。23日の決勝は横浜の勝敗に関わらず見に行こうと思っていたのだが、今の気持ちは複雑で腰が重い。
試合とは別に、今日はいろいろと嫌な思いをして、サポーターというものが嫌いになった。多くが千葉サポだが、横浜サポからもあった。
駄目押しには横浜駅まで徒歩で帰る道すがら、チームカラーのデカいバッグに何度ぶつかられたことか。ぬいぐるみを肩車したおっさんは、しっぽが顔に当たっても謝りもしない。千葉のサポーターは、以前は良い印象があったのだが、対戦するようになってからはかなりイメージが悪くなった。
これだから混んだスタジアムは嫌いだ。
シーズンが終わり、いろいろと来季に向けた情報も出てくるだろう。落ち着いたら今季のふり返りでもしてみようか。