もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

4位フィニッシュ

リーグ最終戦はFC岐阜とホーム・ニッパ球で対戦。3-2で勝利して、リーグ戦の最終順位は4位。プレーオフ準決勝は来週18日に、5位千葉とホームゲームで戦うことになった。
余裕をもってスタジアム入りしたが、みな考えることは同じようで、スタンドの埋まり方はいつになく早い。飲食売店もかなりの列で、あまり空腹でもなかったので昼食はパスすることにした。

   大久保  カイオ
野崎          武岡
    寺田  高地
阿部  森本  堀之内 井手口
      シュナイダー

試合開始直後は岐阜ペース。いきなり危ないシーンを作られる。
岐阜は両サイドが積極的に高い位置を取り、横浜のDFラインにプレッシャーを与える。横浜の中盤はプレスバックが弱く、4対4の場面を作られるなどかなり危なっかしい出来。特に左サイド、阿部にマッチアップした岐阜の#11染谷の深くえぐってのクロスなどは、周りでも「あの選手いいね」などと声が上がっていた。長身FWの#18佐藤には高さで競り負け続け、森本が為す術なく簡単に落とされるのも目立つ。
横浜は焦らずに繋いでリズムを作ろうとしていたが、18分に我慢しきれず失点。決めたのは佐藤だった。
引き分け以上でJ2残留が決まる岐阜は、リードして若干守備的になったか、横浜が盛り返す。とはいえ横浜が何かを変えたわけではなく、それまで続けていたポゼッションでの左右の揺さぶりがベース。FWへの楔はなかなか入らず、スタジアムには苛立ちの空気が。
43分、阿部が高い位置で強引に持ち込んで、相手をかわしアーリークロス。カイオがDFと競りながらヘディングシュートを決めて同点。カイオは下がってボールロストばかりしており、出来は良くなかったが、決めるところではしっかり決めた。前半は1-1で終了。
後半は前半終了時の勢いを持続して横浜ペース。19分、セットプレーから森本がヘディングで決めて2-1と勝ち越す。その後も横浜が優位に試合を進め、追加点を狙っていたのだが。
ふと寄せが甘くなり、急にどうした、危ないぞと思った37分、再び佐藤に決められて2-2。この時間だけ突然守備が軽くなったのが不自然だったが、まんまとやられた。カイオから田原への交替後、大久保の動きが少し良くなったように感じていたのだが、その大久保を永井に替えた直後だった。
39分、ゴール前へのクロスに田原が競ってこぼれたボールを、その永井がヘディングで押し込んで再び勝ち越し。そのまま逃げ切って3-2で勝利した。
よく勝ったものだと思う。悪い流れ、悪い失点の後でも、粘り強く戦った感はある。その一方で、守備での脆さは意外だった。昇格を争う緊張感もあっただろうか。
その後ピッチ上では、リーグ戦最終節のセレモニーがあったが、まだプレーオフがあるということであっさりしたものだった。サポーターが選ぶMVPは、1位がシュナイダー、2位が田原、3位が高地。チーム得点王の大久保が入っていないが、アウェイゴールが多かったのだろうか。
岐阜は敗れたが、最下位・町田も敗れたためJ2残留決定。
横浜は4位。5位になった千葉と、来週、ニッパツ三ツ沢でプレーオフ準決勝を戦うことになった。チケットは、クラブメンバー先行販売が明日から。さっそく買わなければ。