横浜ダービーも、観客数は8,862人。盛り上がっていたのは一部ということか。
お互いにセットプレーからの得点のみで、1-2で敗戦。
昇格プレーオフ圏内を目指すリーグ戦もあり、メンバーは前節から9人を入れ替える思い切りの良さ。
大久保 難波 高地 佐藤 八角 小野瀬 中野 渡邊 堀之内 井手口 関
マリノスはほぼリーグ戦と同じベストメンバー。
試合は、もっと苦戦するかと思っていたが、思ったよりもこちらのサッカーが出来ていた。あちらはさすがに個人能力の高い選手がいるのだが、樋口さん相変わらずというか、組織的な動きが少なく単騎突破が目立つ。こちらはリーグ戦でもやっているとおりのポゼッション。精度はともかく、やろうとしていることも見えたし、そこそこやれているのも頼もしかった。
得点は、あちらが中村の直接FK2本、こちらがFKから渡邊が角度を変えてのゴールのみ。インプレーでは枠を外すシュートが多く、冷静にみればそれほど面白い試合ではなかった。
「固まって応援しよう」という掛け声がいつになく大きく聞こえたり、相手を「ウ○コ」と煽る歌が歌われたりといった「ダービー」の盛り上がりも、ゲームにはなかなか反映していなかったように思う。横浜国際のピッチの遠さ、相手ゴール裏の遠さというのは如何ともし難い。ましてや、これだけの器に1万人に満たない観客数では寂しい。うちに動員力がないのは分かるが。