もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

やっと1勝

ホーム、ニッパ球での第9節・京都戦。2-1で今季初勝利。
勝てないながら上向きだったチームにやっと結果が出た。それも2位相手に。うれしい。
前回はチケットのアップグレードサービスでバックスタンドへ行ったが、今日はそのままゴール裏席へ。試合によってアップグレード料金が違うのだが、前回は500円で今日は1,000円の日。こういうところをけっこう気にするのは貧乏人ならでは。

    田原  大久保
高地          武岡
    中里  八角
阿部  中野  ペ   杉山
      シュナ

スタメンでまず目につく変化は、GKがシュナイダーに変わったこと。関のプレーには、このところ少し難が見えていたので驚きはなし。そして、スタメンで実現した大久保と田原の“ハイタワー”2トップ。
試合の入り方は上々。京都のパス回しは上手いが、横浜の選手間の距離も悪くない。この部分は前監督から大きく変わったところで、間延びしていたのがかなりコンパクトになった。守備面でも攻撃面でもいい効果を及ぼしていると思う。プレスかけられてもパスを繋ぐことができるようになった。
京都の方がチーム力が上と認めて、守備についてはよく意識していて、高地と武岡のポジションでの守備への貢献がよく見えた。
横浜もチャンスは作っていたが、徐々に京都に押し込まれて来たな、と感じはじめた31分に、逆に横浜が先制点。中里からのかなり低い位置からの縦パスを、大久保がDFと競りながら上手く身体を入れ替えてシュート。大柄なFWがこういう動きをするのは嫌だろう。前半をリードして終える。
後半は4分、中央付近からのFK。高地のふわりとしたボールに田原のバックヘッドですらしたボールはGKを越え、詰めていた大久保が押し込んで2点目。これは田原が上手かった。
2点差が付いてからは、京都が攻勢を強め、横浜が守る展開。京都のパス回しには粘り強く対応できていたが、サイドチェンジなど大きな展開をされていたらもっと厳しかったか。京都が最後まで自分たちのスタイルを完遂してくれたことで、混乱は少なく、押し込まれてはいたが大きく崩されてはいなかったように思う。
ロスタイムに1失点したが、2点目が効いて横浜の勝利。
最下位相手に敗れたので、京都のサポーターはもっと荒んでいるかと思ったが、この前の山形のやんちゃさなどとは違い、サポーターも含めて地に足のついた大人のチームだと思った。こういうところはうらやましい。
中野とスンジンのCBコンビは良かった。杉山のところも前後の関係性がいいのか、危なっかしさは感じなかった。高地も然り。チームとしての形が随分良くなってきた。当たり前のことだが、カバーリングの約束事など整理されてきた印象。シュナイダーは、関とは違った「お父さん」的な安心感がある。
まず1勝。とはいえ、まだ1勝。今日は良かったが、まだまだだ。