もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

順当に負け

昨日の天皇杯松本山雅FC戦を録画しておいたので、昼過ぎから観てみた。負け試合はそのまま観ないことも多いのだけど、今回に限っては観ておきたかった。但し、内容も良くなかったとのことで、じっくり観るのは時間が惜しく1.5倍速再生にした。
スタメンは、

   エデル  フランサ
野崎          高地
   カイオ  藤田優
宮崎  中野  テホン 荒堀
       関

エデルは今季初スタメンなのだそうだ。カイオは残念ながらボランチ起用。
試合は開始当初から松本ペース。横浜は中盤でボールの落ち着きどころを作らせてもらえず、まったく何もできない状態。中継でも言われていたが、フランサへまったくボールが入らない。それでも周りが何か起こそうという様子も見られず、ときどきエデルやカイオが前を向くくらい。
松本はよく攻めていたが、フィニッシュの精度が低く点にはならず。前半は0-0で終了。ハーフタイムのコメントを求められた岸野監督は、グラウンドが悪いのに繋ごうとしてミスしている、との評。
後半開始すぐに、最近よく見る「集中力のない守備のもやもやっとしたミス」から失点。クリアともつかないヘディングのボールが相手FWに落ち、きれいに決められた。その後すぐカウンターを受け、ファールで止めてしまいPKで追加点を奪われた。あっという間に0-2。
横浜の選手交代は、同ポジションの入替えができるチーム状況でないとはいえ、あまりに安易にポジションチェンジされる。カイオがFWへ。高地がボランチへ。野崎がSBへ。カバーがおざなり。走ってもパスが出てこない。そもそも走らない。ただでさえ乏しい連携が向上する気配はない。
その後は松本が引き気味にしてきたので、若干攻撃らしきものも見えたが、得点の匂いはせず、0-2のまま試合終了。
久富が元気そうなのはうれしかった。須藤は相変わらず。
相手のカテゴリーはJFLだが、番狂わせという印象はなし。松本も大して良いとは見えなかった。他のJ2クラブなら、あの前半に無得点はないだろう。個人の能力としても怖い選手はいなかった。とにかく、横浜が弱すぎ。チームとしての戦い方も、個々の役割も、共通意識も何もない。なんとなく蹴ってなんとなく走ってるだけだ。ひどい。本当にひどい。

グラウンドに沿ったサッカーを徹底した山雅が今日は勝ったと。
岸野監督コメント

最初は敗戦をグラウンドのせいにしたのかと思ったが、ハーフタイムのと合わせると、自分たちがそれを出来なかったのを悔やんでいるようにも取れる。では、なぜもっと早くフランサを下げて難波を入れないのか。野崎や荒堀に裏を取るようなプレーを指示しないのか。それとも指示して出来ないのか。どちらにしても、ダメだ。
まるまる2年やって、今の状態をどう思う?
岸野監督が辞めたら、岸野監督が連れて来た選手たちはどうするつもりなのか。横浜FCでクビになるということは、次の移籍先は期待出来ないということだとわかっているのだろうか。
せめて自分のために、よそのスカウトの目を引くくらいのプレーは見せてほしいが、そんなプレーをしている選手がいったいどれだけいる?
「負けているときこそ応援するのがサポーターだ」というようなことがよく言われる。それでも、もう今季は見に行くのをやめようかと思うほどだ。毎度毎度惨めな思いをするのは楽しいことじゃない。せめてスタートラインに立ってくれていないと、応援する以前の話だ。