もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

2010新体制発表記者会見

新監督と新入団選手の顔を見るために、2010横浜FC体制発表記者会見へ行ってきた。
これまでは事前申し込み制だったのだが、今年はうれしいことにクラブメンバーなら誰でも参加OKという。クラブから招待のはがきも来たことだし、東戸塚までは近くはないのだが行ってみることにした。
はがきにあった諸注意によると、

  • 会見場でのビデオ撮影・写真撮影は禁止とさせていただきます。
  • 会見場でのファンサービスは実施致しませんのでご了承ください。

イベントとしての楽しみにはあまり期待せず、サクラになるくらいのつもりだった。
東戸塚駅に到着したのは12時。13時からの会見までに軽く食事をとるつもりだったのだが、時間が悪くどの店も混んでいて並ばずに食べられるところがない。仕方なく空腹のまま会場へ。
会見場は建物内地下にある体育館で、後ろ半分がクラブメンバー席。既にけっこうな人数が来ており、座ったのは前から5列目くらい。その後も続々と人が来て、最初は「こんなに入らないだろう」と思っていた椅子がほとんど埋まってしまったのには驚いた。クラメンミーティングとは感心の度合いが違うらしい。サクラなんて必要なかった。
ダメだと言われているのに写真を撮っている人が近くにいたが、そこは大人なので我慢。代わりにTweetしようとiPhoneを出したらなんと圏外表示。周りにはケータイを取り出している人もいるのだが。ソフトバンクだからか、それとも(電波の掴まえが悪いと不評の)iPhoneだからか。あきらめてフライトモードにしておく。
会場では、報道関係の方が名刺交換などしていて、そんなところでもシーズンの開幕を感じる。
13時ちょうどに会見が開始。まず会長あいさつ、社長あいさつはつつがなく。そしてチームスローガンの発表。てらいのなさに、ここではじめてどっと湧く。
続いて監督、コーチの登場。会場後方から登場して、中央に敷かれた赤いカーペットを通って壇上へ。サポーターの拍手に囲まれての演出は悪くない。監督、コーチのコメントはなかなかよかった。鳥栖から来た中村、芝田両コーチも岸野イズムにのった熱血漢コメントで会場を沸かせた。でも一番大きな拍手を受けていたのは功作だった。
続いて、同様に新入団選手たちも登場。その表情は多くが緊張気味だったように思う。サーレスのみ欠席。
コメントは、さすがに年長者はそつなく、ときどきウィットを利かせてこなしていた。鳥栖から移籍した選手たちは、まわりに知った顔が多いことで緊張がほぐれていたのかもしれない。関の「(ニックネームの)ケンタローは譲れない」とか、渡邉のネタ見せとかも良かった。ひとり寺田だけがナイフのようだったが、あれはもしかしたらもともとああいう「天才タイプ」なのかもしれない。それならば、岸野カラーで絞られてどう変化するのかも楽しみだ。(追記:もちつきでは愛想良いところも見せていたらしいので、会見では緊張していたのかも?)
質疑応答では、岸野監督への「昨季対戦した横浜FCの印象」という質問が出色で、岸野監督も少し躊躇しながらも正直に話してくれた。曰く「先に1点取れば勝てる相手」。残念だがその通りで、逆にこうやってぶっちゃけてくれた方が信頼感は高まる。チームづくりにおいては「やりたいこともあるが、まず結果を」ということで、よく知った鳥栖の選手であったり、日本を知る外国籍選手を補強したということらしい。ベテランも優遇はしないと明言した。
背番号も発表された。大久保の#1には拍手。レンタル移籍の3選手が、関が#31、寺田が#36、久木野が#38と大きな番号を付けている。#9サーレス、#10シルビーニョも完全移籍だ。
最後にユニフォームを着て報道向けの記念撮影。ユニフォームは昨季と変わらないとのこと。
体調が優れないのと、寒さもあってもちつきには参加せずそのまま帰宅した。