これまでの社長やフロントのコメントを真に受け、続投と思い込んでいたのだが。
横浜FCは、樋口靖洋監督(48)と今シーズンをもって協議の上、契約解除に合意しましたので、お知らせいたします。
(樋口靖洋監督契約解除について)
クラブは継続してチーム強化することの大切さを言っていたように思うのだが、結果は「また」一年で監督交代となった。また一からか、と暗い気持ちになる。
樋口監督が掲げた「攻守にイニシアチブを取るサッカー」は、シーズンの大半を過ぎて振り返ってみれば、残念ながら狙いにはほど遠い内容だった。それが監督の指導力不足だったかと問われれば、自分にはそう思えない。選手個々の能力不足の方が目に付いた。対戦相手から嫌がられる選手がどれだけいただろう。
監督交代で、選手の契約にも影響はあるだろうか。新しい監督がすぐに決まるとは考えにくいので、オフの補強は出遅れるか、新監督の意向と無関係に進むかだろう。
怖いのは、また「サッカー」が変わってしまうことだ。そうならない可能性は低そうだ。