もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

前へ前への気持ちが実った勝利

愛媛FC戦は自宅でスカパー観戦。3-0の勝利にちょっと泣きそう。
第2クール初戦。最近はどこか上の空のことも多かったのだけど、名目上の「ひと区切り」という意識が自分の中にもあったのか、中継が始まるとかなり集中しての観戦になった。

    池元  西田
片山          智吉
   ヨンデ  八角
吉田  早川  八田  田中
      大久保

スタメンには情報どおりにFW西田の名前。怪我の戸川に替わってCBには八田。練習での話から勝手に秘密兵器だと思っていた久富が初めてベンチに入った。

初スタメン西田ゴール

試合開始。
入り方で言えば、前からのプレスが効いてまず横浜ペース。ひいき目に見て、横浜の攻守の切り替えは早く、いつもなら後ろへ下げるところでも前へ行く意識があり、パスを受けてから出すまでの迷いもタッチ数も少ない。
9分、一度下げてから、左の吉田のアーリークロスを西田がヘディングシュート。ゴール左隅へ決まって横浜が先制! 開始してからの流れをそのままに得点に結びつけた。決めたのが西田というのも雰囲気を良くしたと思う。
懸念の一つだった「取った直後」も、強い前への圧力をゆるめなかった。できるだけ相手陣内でプレーしようというのがあるのかDFラインからは無理せずクリアする。つなぐ意識がありすぎてショートカウンターを受けるシーンはなかった。中盤で相手のパスカットを狙うようなプレーも、前の選手が逆方向から下がって守備する動きも、これまではあまりなかったからよく目立った。
愛媛のFW内村に対しては特に注意して、フリーにさせない守備をしていた。サイドからのクロスでもサイドバックが絞ってマークしたりとか。それでも前半終了間際になると横浜の運動量にもかげりが見えて、愛媛も大きな展開からリズムを作り出す。愛媛は得意な形へ持っていこうという狙いははっきりしている。それでもなんとか塞いでシュートを打たせない。
智吉が中盤で緩急を付ける役目をこなしているのはらしくて良いと思う。
内容の締まった良いゲーム。だからこそ一瞬の抜けが怖くもあった。最後の時間帯にシュートを打たれたものの、1点リードしたまま前半終了。

2点目、3点目…。

後半のオープニングも、横浜が強く出て流れを掴むことに成功した。クロスのこぼれを狙っていた片山の右足ボレーシュートはポストに弾かれる。池元が中央へ流れながら得意の形でのドリブルシュート。片山が相手から奪って独走し強烈なシュート。
愛媛のテクニックのあるドリブル突破は、多人数で何とか食い止める。実況席は横浜の寄せの早さをほめていた。
16分、相手DFの不用意な縦パスを八角が前で奪ってカウンター。パスを受けた池元が気味悪いくらい落ち着いて右足で決めた。2-0。
智吉が足を痛めて須藤と交替したが、ペースは崩れない。残り15分になっても横浜の運動量はまだ保っている。
池元との交替で久富が登場。意外と線が太い。積極的なチェイスで自分の役割を果たす。痛んだ八角との交替で御給が入りトップへ。
40分、内村が2枚目の警告で退場。
42分、横浜のカウンター。久富のターンしてからのラストパスに、御給がキーパーをかわしてのゴールを落ち着いて決めた。3-0。
そのまま試合終了。

内容にようやく結果がついてきた

試合後はインタビューに呼ばれた西田剛に「ゴーちゃんやったよ!」と声に出してしまうくらい興奮していた。
カズ、アツ、キャプテン戸川、エース難波を欠いて、9試合ぶりの勝利。最下位チームとは思えない完勝だった。これまでは良い内容の試合でも勝ち点に結びつかなかったが、今日はポカもなく最初から最後まで緊張感を持って戦えたと思う。
早い時間に先制点を取れたことも、2点目を先に取れたことも、取ったのがFWということも、点差があるなかで無失点ということも、どれも文句なし。
試合後のアフターゲームショーをこんなに落ち着いた気分で見るのはいつ以来だろう。
今日はHUB横浜西口店でパブリックビューイングがあったのだが、しゅうちゃん、ぶうちゃん、奥寺会長来店というのを聞いて「負けてひどい雰囲気になるのはイヤ」と遠慮したのは失敗だった。この喜びを分かち合えないのは残念。
水曜日はホームゲームだ。何とか仕事をうっちゃって駆けつけたい。