もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

期待値を落として敗戦ショックから逃れる

精神のバランスを取るのもたいへん。
中2日というのもあるし、その間はいつもどおり仕事がひどい有様だったので、全然気持ちを切り替えられないままの試合観戦となったアウェーでのセレッソ大阪戦。キックオフ直前でもまったく心が躍らない。
結果は0-2で敗戦。善くも悪くも今季の横浜だった。
初勝利した直後のホームゲームと、ひどい試合の次に2位との対戦では、試合前の期待度がまったく違う。今日はさすがに厳しいだろうなと予想して、昼食を外でのんびりとり、気持ちをセーブしてTVの前に座った。
首位だと思っていたセレッソは前節で湘南に抜かれて2位だそうで、しかもここ2試合勝っていないとのこと。打ちひしがれてぜんぜん他の試合の結果を知らなかった。
スタメンは中継で知る。速報メールも来ていたが読んでいなかった。

    池元  御給
カズ          根占
   ヨンデ  八角
片山  早川  戸川  田中
      岩丸

コンディションを考慮したのか、前節からは前の選手を入れ替えてきた。トップにいちおう古巣と対戦の御給。左カズ、右ネジ。加藤大志が久しぶりのベンチ入り。アツは足を痛めたそうでベンチ外。
セレッソマルチネスという選手が出られないんだそうだ。知らない。他チームのことを構っていられる心境ではない。

どうしたことか横浜ペースの前半

慎重に入ってくれよ、と願いながらキックオフ。
4分、いきなり根占が左足首を痛める。痛がり方からしてたぶん駄目だろうと思ったのだが、そのままプレー。
試合のペースは横浜。中盤での守備、早い寄せから奪って早く前へという意識が見える。セレッソはミスが多く、実況でも今日の出来はかなり悪いらしい。横浜の攻撃は相手ゴールに近づくとミスが出てフィニッシュにならず、シュートは遠目からばかり。それでもシュートの意識が高いことはうれしい。
守備はヨンデが加入してからはずいぶん良くなったが、今日も効いていた。特に香川に対してはマークをきつくして2人、3人でつぶす。ヨンデも元セレッソだそうだが、知らない。
片山は攻撃だけでなく守備での貢献も目立つ。サイドチェンジにも早く寄せ、ヘディングでも相手FWに身体を寄せていく。
でもどこかで見た展開。試合は横浜がかなり優位に進めているのに、放つシュートは相手ゴールを脅かすものは少ない。前節もこういう流れから一発でやられたんだよ。
前半残りわずか。右サイドの裏を取られ、乾にドリブルされる。横浜の選手も見ている自分もクロスしか考えていなかったところ、角度ゼロのところからニアを抜くシュートを決められて失点。呆気にとられてしまった。
直後に前半終了の笛。

良いプレーもゴールに結びつかず

後半開始。選手交替なし。
すぐに横浜もチャンスは作った。低いクロスに御給は惜しくもシュート打てず。カズのミドルシュートはポストに弾かれた。
5分、カウンターから中央でつながれ2失点目。やってはいけない時間での追加点で相手を楽にさせてしまった。その後はセレッソがペースを掴む、というか横浜がペースダウン。今日当たっていた岩丸の再三の好セーブで失点こそしないものの、かなり押し込まれた。
終わり近くになって、選手交代から再び横浜が押し返したが、ゴールは生まれなかった。

下を向く必要はない

2点ビハインドの状況からでも選手たちは最後までファイトしていたし、随所に良いプレーはあったのだが、今の心境は「勝利第一」なのでそこからみるとどうしても物足りなく感じてしまう。
替わって入った難波、須藤、加藤もそれぞれ良い味を出していた。特に加藤が入ってからは横浜の右サイドからの攻撃が活性化。根占の復帰と合わせてこれからの季節にはうれしい。岩丸の昨季までとは違う再三の好セーブも頼もしい。シュート数14も少なくはないと思う。
それでも得点が少ないことが問題だというのは変わらない。最後のところでチャレンジする選手が少ないのは、勝てないことからくるネガティブ感情の連鎖なんだろうか。こうなってしまうと一つのきっかけだけで好転するのは難しい。水戸戦での難波のロスタイムゴールでだめだったのだから、あれ以上はなかなかない。
今日の前半のようなサッカーで、勝ち星を積み上げていくしかないんだろう。長い目で見ないといけない。