もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

楽しく仕事がしたい

ちんさやの最終回では、北九州のスーパー「ハローデイ」の社長インタビューがあった。これを聴いていて涙ぐみそうになる。
ちんさや 〜電脳系FMラジオ
「社員が楽しく仕事ができるように」という言葉にだったり、「お元気さまです」の意味だったり。こういう職場で働きたいと切実に思う。
こういうのは自分には縁遠い。
会社から与えられる仕事はその場しのぎのものが多くて、自分のスキルアップにはつながらない。技術も業務知識も、みな中途半端なままだ。初めて関わる業務でいきなり顧客と用件定義してこいと言われれば、そりゃあストレスにもなる。
しかも仕事はチームでなく、一人でやることが多い。今は風邪で熱が出ようが、ひどい頭痛に悩まされようが、替わりがいないので休めない。勤めはじめの頃はまだ無責任でいられたが、それを過ぎるともうだめで、ここ4、5年はだんだんとひどくなっている。ちょっと前なら電話がかかってくれば「チャンスだ」などと軽口も叩けたが、今は戦々恐々としている。
まわりも似たような状況でミスが絶えないのだが、会社は対処療法的な対応ばかりで、縛りがきつくなるだけだから社員の助けにはならない。研修でグループ会社の社員に「あなたの勤め先ではそんな常識的なこともしていないのか」と真顔でさんざん言われたが、していないし、言っても「人がいない」という会社だ。多くの社員は諦めるか、疲れて辞める。
社員のケアは口先ばかりだ。テレワークだ子育て支援だなどと言っても、利用しているのは間接部門の連中ぐらいでしかない。うちの社長や広報の誇らしげな様子には軽い怒りすら覚える。

テレワーク―「未来型労働」の現実 (岩波新書)

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いや、薄々感じているのかもしれない。最近は有給休暇を取れなどとは言わなくなった。
そういえば先日、社長がイントラネットに掲載した文章に「社員の離職率が下がったのは、働きやすい環境づくりの成果だ」と書いていたが、ちゃんちゃらおかしい。不況で辞めるリスクが高くなったからに過ぎないのだと教えてやるべきか。
組合から来期の一時金交渉の状況がメールされてきたが、これにはかなりショックだった。月々の給与も控除されまくって、手取りは新卒と変わらない。
昼寝して紛らわせたおかげで少し楽になったが、今日も頭痛がひどい。頭が割れるようだ。