もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

開幕3連敗だが傷はそんなに深くない

ザスパ草津アウェイでの対戦は、スカパーでのながら観戦。途中まではあんまり落ち着いて見られなかった。
結果は2-3で開幕3連敗。ううむ。内容は前の2試合から向上した部分も多くて、それでも勝てないのは2連勝中だった相手の勢いのせいにしてしまおうと思う。
キックオフ時刻になってもばたついていたので、スタメンは中継では確認できず、遅れてF!メールを見る。

    カズ  難波
片山          加藤
    八角  須藤
田中  早川  戸川  吉田
      岩丸

前節怪我でメンバーから外れたアツはベンチスタート。

希望が失望に変わった2失点。

試合が始まると、両SBの位置が入れ替わっているのに気づく。どういう意図かと不思議だったが、これが思いのほか良い。田中がかなり積極的に攻撃参加し、PA付近でのプレー。右でつくってから左へサイドチェンジしての攻撃も目立つ。草津の攻撃も廣山と佐田の右サイドからが多く、画面手前側サイドでの攻防が激しい。
横浜はチームとしても前への意識が高い。懸念のボランチ八角と須藤の相手へのプレッシャーも早く激しい。須藤は入団以来一番の出来に見えた。これまでのように早い時間で息切れすることもなく、イニシアチブを取ろうとファイトし続ける。
22分、須藤が激しいチャージで警告。でもその激しさにむしろ喜ぶ。
24分、難波がシミュレーションを取られて警告。今日の主審は岡田だった。難波はこれまでも目の敵にされているんだよ。気をつけなければいけなかった。
両チームとも当たりは激しく、サイドを広く使った攻めは見ていて楽しい。
44分、草津のCK。岩丸が直前に呼び、慌てて戻った片山。草津ショートコーナーはそこにボールが出て、熊林がうまくターンして片山を振り切りパス。ニアに走り込んだ田中が流し込んで草津が先制。片山は準備ができていなかった。こういうセットプレーでの失点は痛い。
直後、右サイドから侵入され、小池のロングシュートは良いところに飛んで岩丸の手も届かず。あっという間に2失点。小池のドリブルに身体を寄せながら振り切られた須藤は、それまでかなり良かったのに残念。
前半はかなり良いゲーム運びをしながら、なぜか2点ビハインドで終了。

取って取られて

後半早々の7分、FKを戸川が頭で合わせて1点返す。点が入るときなんてこんなものか。
9分、カズに替わり西田、須藤に替わりアツ。2人同時投入の積極采配。須藤はイエローカードを貰っていたのも影響したか。
12分、草津の素早い攻め。くさびに対して早川がフォアチェックに行くがスカされ、追いすがった八角は競り負け、戸倉に軽やかに決められる。1-3。戸倉は前半から青さが見え、横浜のCBが無難に抑えていたが、あっさりやられてしまった。青いのはこっちだったか。
横浜の攻撃は、心配していたとおりアツのところでスピードダウンしている。たぶん草津は狙っていたのだろう、松下あたりがボールを持ったアツに激しくプレッシャーをかけてパスミスを誘った。アツが持つのを合図に横浜の選手は前に出るので、奪われると大いにピンチ。これはアツの展開力や精度の高いプレースキックとのトレードオフとしても、看過できない。
31分、田中に替えて池元。だが池元の見せ場はつくれない。3点目以降は草津ペースとなって、横浜の攻めは縦一本しかなくなった。80分くらいで腹が減ってきたので、試合終了したら買い出しに行こうと準備をはじめる。
42分、アツのFKから早川が頭で合わせてゴール。1点差。さすがアツ、すばらしいキックだった。
最後は早川をトップに置いてパワープレーを敢行したが、そのままタイムアップ。

傷は深くない

課題の「イニシアチブ」は、特に前半などはかなりの時間を狙い通りに進められたように思う。後半の相手ペースになってからの時間帯で、反撃する形があいまいなのは残念だったし、今後の課題ではあるのだろう。
須藤と八角の中盤でのプレス、加藤のスピード、片山の運動量と飛び出し、田中の攻撃参加。そんなに悲観することもないと感じている。失点の場面も「ミス」と言うには厳しすぎるものばかりで、草津を褒めた方が良さそうだったし。
サイドを崩しても中で合わないという問題だけは、そのまま残った。途中から入った西田がまた惜しいヘディングシュートを放ったが、どうしてあれを他の選手ができないのか、とか。
3連敗だが、3連敗にしてはダメージが少ない負け方だったと思う。まだ立て直せる。次は勝たないと、ねえ。