もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

勝てた試合を勝てない流れ

36,945人もの観客を集めたザスパ草津戦は、決め手を欠いてスコアレスドロー。好調な相手に常に押し気味の試合だったから、じつにもったいなかった。
順位は岐阜に抜かれて9位。真ん中より下になった。
19時キックオフというのは、その前の時間がやけに余裕ができてしまうのが常で、それほど早く行くつもりはなかったのに持て余して出掛けてしまった。まだ日があるせいか、小机からの道は暑い、暑い。
それに子どもが多いこと。招待券がかなり出たという話は聞いていたが、ここまでとは思わなかった。効果はてきめんの様子。
スタジアムではまず、10周年史「GO ON F!OREVER」ようやっと購入。購入者特典に、チェキで撮ってもらった写真をピッチ看板に貼る。まだ枚数が少なく、ちゃんと文字になるか心配だったが、帰りに覗いたときはやっぱりスカスカだった。
今日のゴール裏は「プチアウェイ」に抗議して2階席での応援。階段をえっちらおっちら上って行く。眼下に広がる景色をちらっと見ては目を伏せる。高いところはてんでダメなのだ。席に着いてからも前の方へは怖くて行けない。ビビり。
いつもながらに見辛いことこの上無しのスタジアムの、しかも2階席ではピッチまでの距離はあまりに遠かったけれど、1階席から見るよりも角度があって見やすかったかもしれない。
試合前には、ユースとジュニアユースがうれしい報告。こういう育成年代の話題は無条件にうれしい。並んだ選手たちの人数が多いのにも驚いた。
F!リーダーズが踊った後に、スタメン発表。

    難波 アンジー
滝澤          カズ
    山田  根占
アツ エリゼウ 八田  洋介
      小山

最近はメンバー固定している? 勝敗にこだわるか来季も見据えるかという時期でもあるけれど、まだ前者寄りということか。
主審はあの家本氏。いつの間に復帰してたんだ。
試合は、予想外に横浜がペースを握る。草津の長所を上手く消している印象で、島田や熊林はまったく目立たないし、2トップにも楽に仕事をさせていない。草津の中盤は自信を持ってボールを回すが、横浜の守備は慌てず騒がず。サイドチェンジにもよく付いていく。前半の得点チャンスはアツのFKくらいだったとはいえ、やりたいサッカーをしていたのは横浜だった。
後半も変わらず横浜ペース。難波のドリブル突破、アンデルソンのヘディング、エリゼウクロスバー直撃のロングシュートなど、ゴールに迫るプレーも。アツのオーバーラップは気が利いていて、タイミングも良。それでもゴールは決まらない。
最後はパワープレーに出たが、荒っぽくなりがちなところを家本主審はセンシティブなジャッジ。確かにファールと言われれば間違いじゃないが、面白くない判定が続く。
そのままタイムアップ。
ハードワークも見えたし、悪い試合じゃあなかったと思うが、勝ちきれないのは至極残念。どう反応していいか迷ってしまうような感じだったが、ブーイングではなくコールを返したのは正解だったと思う。
重い足取りで帰路につく。小机駅のホームで、子どもといっしょにはしゃぐ引率の大人にかなりの苛立ちを覚える。睨んだら子どもの一人は気付いたようだったが、親父は最後まで大騒ぎしていた。結局無料券で来るのはこういうのだよな、とひとりごちた。