もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

無理して観戦も結果はドロー

天気は晴れだが試合は曇り。
徳島ヴォルティス相手に終了間際に追いつかれドロー。ストレス発散に行ったつもりだったのが、すっきりしない気分が続くことに。
朝帰りしてそのまま泥のように眠り、昼過ぎに起きてからようやくキックオフの時刻を調べる。16時。これから支度しても間に合うがどうしたものかと一瞬考えたが、天気も良いようだし、身体の疲れを癒すより心の疲れを癒すのを優先しようと行くことにする。
スタジアムに到着したのは30分前くらいで、既に小山と岩丸はピッチ上でウォームアップを始めていた。今日はさすがに無理できない体調のはずだが、三ツ沢の雰囲気で舞い上がってしまったのか、つい出来心でいつものゴール裏へ。身体はきついが、何もかも忘れて声を出せばストレス発散にはなるか。
スタメン発表。

    池元 アンジー
滝澤          山田
    アツ  八角
太田  早川  八田  吉田
      小山

ついに早川が帰ってきた! 中盤の底に守備で力を発揮するタイプの八角を入れたのは納得。右SBを吉田が引き続き務めるのは、前節の出来からは不安だった。
大量失点が続いたり連敗したりのはずだが、サッカーのことを考える時間がここ最近あまりに少ないせいか、試合前は結構ケロッとしていて、今日は楽しもうという気、満々。

全体的にメリハリのない試合

試合は割と良い内容で、攻撃の際にはアンデルソンや池元が裏を突くプレーとか、両SBの攻撃参加とか、最近物足りなかったプレーが所々に見える。但し、ゴール前に迫るプレーはあるものの、センターとのタイミングが合わなかったり人が足りなかったりで、シュートを打つシーンは少なかった。だから、多少強引な池元のドリブルシュートにちょっと大きな声が飛んだり。
八角はよく機能している。意外といっては失礼だが、サイドへの展開やダイレクトプレーでも良いものが目立ち、エリゼウの穴を塞ぐ第一の候補という感じ。
前半は0-0で終了。
11分、池元に替えて難波。いつものように前でのダイナミックなプレーで流れを引き寄せる。
後半14分、太田のオーバーラップからのクロスをキーパーが弾いたところに、詰めていた山田が押し込んで先制。優位な展開に喜びムード。
吉田のプレーは、初出場では全く冴えなかったが、さすがに緊張感も幾分解けたのか思い切りの良いプレーも見えた。逆サイドから攻められたときは中に絞って守備。今日を見て印象が大きく変わった。
その後は少し緩い雰囲気。リードはわずかに1点だが、相手が調子の上がらない徳島ということもあって、分不相応な楽勝ムードの気があり、ちょっと嫌な気がしていた。攻撃もあまり奮わず、追加点という雰囲気もない。
徐々に徳島がリスクを負ったプレーをし始めて、押し込まれはじめる。ベンチはカズを交替に用意していた。ボールをキープしたいのだろうなあ、と予想していた。
41分、セットプレーから失点。
直後にアンデルソンからカズへ交替。アンデルソンは独りよがりのプレーもあったが、同点に追いつかれて残り5分という状況で下げてしまうのはもったいない気がした。
そのまま試合終了。
あいさつに来た選手にブーイングが飛ぶ中、復帰した早川に「おかえり」の声が飛ぶ。選手が並んで頭を下げる。ベンチ方向へ引き上げて行く際にピッチへ何か投げ込んだのがいた。「今投げた奴、誰だ!」良心的なサポーターが多いことに少し安心する気持ちが湧いた。とはいえ、ピッチへ向かうはずの怒りがいっせいにそいつへ向かったせいで、変な空気になってしまった。
バスで駅まで戻り、コーヒーを一杯飲んで休憩した後に帰宅。

こんなに虚しい勝ち点1

早川の復帰はうれしい。プレーも試合勘を除けばまずまずだったし、小山やまわりとの連携なども考えれば大きな収穫となるかもしれない。八角はある程度計算できるプレーヤーだと考えられそう。吉田はこの前の出来は除外して、今日の出来をベースに考えて良さそうだ。
チームとしては、徳島くらいの相手にはこれくらい出来るチームだという確認もできた。勝てれば悪い流れをせき止める良いきっかけになったのだが、終了間際にやられたのでは評価できない。
スタッツはシュート数で5-4。低調な試合だったのがよく分かる。どうりで試合後に思い出すシーンが少ないわけだ。今日の試合でチームが得たものは何だったんだろうと考えると、それがあんまり少ない気がして、何だか消化不良の感。