もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

どちらにとっても傷の浅い引き分け

ホームゲーム、サガン鳥栖戦。体調が悪いのをおして出掛けたのだが、あんまり覚えてないってことは試合どころじゃなかったってことなんだろうな。
結果はドロー。前節の草津戦ほどには悪くなかったと思うが、やはり攻撃の組み立てで拙さをみせてしまった印象。前線でいろいろと試せたのは良かったかもしれない。

遅すぎる初ユニ

朝起きてから出掛けるまでに三度もトイレに駆け込んだのだから、調子悪いのは明白なのだけれど、行けない程じゃあ無いと出発する。予定よりちょっと出遅れで、スタジアムに着いたときにはもう入場が始まっていた。年チケの列の最後尾にくっついて入場。
今日は開幕戦と違って気持ちにゆとりがあるから、売店をのんびりまわる。Fメールブースでボールペンを貰い、売店でガーゼタオルマフラーケータイストラップ、そしてついにオーセンティックユニを購入する。たいへん恥ずかしい話だが、クラブ創設以来初めてのユニ購入なのだ。モドキも含めて衣類はいろいろと買ってきたが、何故かユニだけは買わなかった。有り体に言ってしまえば価格なのだが。まとまった額の買い物は久しぶりだったので、仕組みがわからず「メンバー割引ってありましたっけ?」とバカなことを聞いてしまった。「ないです」「あ、さいですか」。ノジマのプレゼント応募はケータイでの登録が必要で、ドメイン受信の設定に四苦八苦。
今日は少し応援を控えようとか思っていたはずなのだが、行きのバスでiPodから音楽を聞いていたらテンションが上がってしまって、普通に応援エリアに陣取ってしまった。
試合前にはスクールの卒業セレモニーがあって、ゴール裏で奥寺会長から修了証が手渡された。実は高木成太の先生ぶりに目を奪われていたのは秘密だ。
スタメン発表。

     アンジー
滝澤    御給    山田
   根占  エリゼウ
アツ  吉本  八田  洋介
      小山

何といってもアンデルソンと御給の2トップが注目(横に並んだ2トップだったかもしれない)。控えはFWに3人を入れて、攻撃にバリエーションを持たせている。ホームゲームを意識してのことだろう。

FWの組み合わせを試行錯誤中

このあたりまではまだ元気だったのだが、日差しが思いのほか強く、それにすっかり当てられてしまった。頑張って声出そうという気持ちが一番で、試合は断片的にしか記憶になっていない。しかも、声出てなかったし。途中からは腹が痛くなってしまってもうぜんぜんダメ。ケンタの売店で250円で売っていたアクエリアス(パックに入っていてチュウチュウ吸うやつ)は助けになったが、そもそも何で飲み物を持って来てないのかという話。
一応箇条書きで出してみるけれど。

  • スタメンに根占と滝澤を戻したことで、連携は戻った。戻った、といっても、元がそんなに良かったわけではないので、まあそこそこに。
  • 鳥栖のFW・金が、良く言えば身体を張ったプレー、悪く言えばラフなプレー。横浜の選手が傷む。判定に不服で引き下がらないのを横浜サポが大いにブーイング。もちろん自分も。
  • 八田はヘディングで全勝。まったく危なげが無い。
  • チャンスは鳥栖の方が多い。横浜の攻撃は、アンデルソン、御給ともに収まりがもう一つなので、押し上げられない。このへんはしばらくの間難しそうだ。
  • と思っていたのだが、後半に投入されたカズが良いアクセント。バイタルで受けて短いパス交換での突破を試みる。チャレンジングなパスを出せる選手が一人いると違う。
  • 同じく途中出場の智吉は左ハーフでプレー。悪くなかったと思う。同じくヨンチョルは、左サイドのタッチライン際から深くえぐるドリブルでチャンスメイク。こうしてみると、選手交代は当たっていたんだなあ。
  • 後半はパスを回して相手ゴール前まで攻め込んだのだが、シュートコースを開けるまでには至らなかった。惜しいシーンはあったけれど、鳥栖は守るところではきっちり守れるチームなんだと感じた。
  • 逆に鳥栖はゴール前までが早いプレーで決定機をつくったが、シュートが枠を逸れて難を逃れる。

結果、スコアレスドロー
スタンドは、拍手する人もいればブーイングする人もいて、つまりそういう試合だった。良いところもあったし、悪いところもあった。結果が出なかったのは残念だったが、相手が鳥栖なら、とも言えた。
横浜は幸いにも、まだまだこれからのチームだというのがみんなの頭にあって、ここからの積み上げを期待すればこそ、この序盤での引き分けも「次!次!」と前向きに捉えられる。
FWにアンデルソン、御給、カズ、ヨンチョルと使えたのはプラスになったんじゃないか。アンデルソンは早くもマークされているので、そのまわりでどれだけサポートできるかが大切になってくる。御給のフィジカル、カズのテクニック、ヨンチョルのスピード。太郎、難波、中野裕太だっている。バリエーションがあっていいじゃない。あとはそれらが結果として結実するかどうか。
ディフェンスはいまのとろこ、どことやってもそこそこ守れている。あとは広島や甲府とやってみてどうかというところだろう。もう一つは、今後強化していくだろうオフェンスとのトレードオフのさじ加減。ベースとなる戦い方と、試合の中でのオン・オフ。経験のある選手が、ここでもうまく能力を発揮してほしい。
まっすぐ帰宅。横浜駅までは久しぶりにバスに乗った。歩く元気はちょっとない。帰宅後はトイレにこもり、その後はシャワーを浴びて、ようやく人心地ついた。