もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

スーパー家本カップ

TVで「ゼロックススーパーカップ」を観た。家本主審は相変わらずで、ミスジャッジで優勝がひっくり返ってしまった。これが日本のタイトル戦のレベルなのだなあ、とちょっと寂しい思いがした。

その日のジャッジを考えてプレーすることの大切さ

キックオフ時間を勘違いしていて、TVをつけたときはキックオフから5分ほど経過していた。横浜FCに関連しない試合はながら観戦が基本なので、部屋からMacBook Airを持ち出してセッティングなどしていると、中継がやけに盛り上がっている。みると、開始13分という早い時間に鹿島のセンターバック・岩政が退場になっていた。
主審が家本と聞いて、それじゃあ仕方ないな、と思った。
リプレイでみた退場になったプレーは、広島のキーパーが持ったボールに対してのチャージ。キーパーの手の上からボールを落とそうとしていたので、警告はまあ仕方ないかな。だいたい主審が誰かを頭に入れて岩政はプレーしないといけなかった。
格上の鹿島が数的不利になったせいで、前半は得点が動かない。試合としてははっきり言ってしまうと、あまり面白くない。
前半残りわずかな時間で、今度は広島の李漢宰が警告2枚で退場。相手が一人退場しているので、いっそう気をつけなきゃいけなかったはずだが、これもまた迂闊だった。
前半はスコアレスのまま終了。
後半に入ると、数的不利が解消された鹿島が楽しそうにプレーする姿が目立ちだし、本山、野沢が立て続けに鮮やかなゴールを決める。その後も鹿島が優勢で、惜しいチャンスを何度もつくり、もらえるファールはきっちりもらう「らしさ」で、勝利は決定的だと思わせた。

ミスジャッジからタイトルを失う

でも油断しちゃいけない。35分、ペナルティエリア内でのファールでPK献上。とはいっても、見ている限りファールをしたのは広島のFW・久保だった。逆じゃないの? 抗議する鹿島の選手もあきれ顔だった。このPKを久保が決めて一点差に。すると40分、佐藤寿人が抜け目なく決めて同点。さすが寿人。
てっきり延長戦だと思ったら、いきなりPK戦となった。そういうシステム?
PK戦では広島が外した2本をやり直しさせ、その結果広島が優勝。なんだこれ? 主審のミスジャッジがきっかけで優勝チームがひっくり返ってしまった。鹿島が怒るのは当然だと思うな。鹿島はこの理不尽さをリーグ戦にぶつけて2連覇を目指してほしい。Jリーグは鹿島戦に家本をぶつけるような愚を犯さないように。
解説の武田が終わった後に「内容はすばらしい両チームだった」とかとぼけたコメントをしていた。TV用にしてもひどい。中継そのものも、試合を通じて今日のジャッジにコメントが一つもなかったのが気持ち悪さを際立たせる。
サッカー協会ないしJリーグは、主審の評価をどんなふうにやってるんだろう。きっとオープンじゃないんだろうな。家本がこれほどまでに重用される理由って何なんだろう?

久保について

最後に久保について。クビにした経緯の後ろめたさから「がんばってほしい」とか言うべきなのかもしれないが、今年は同じリーグで戦うわけだし、活躍してほしくない。どうせ怪我でシーズン通して働けるとは思えないけれど、出ればやっぱり良い選手であることは疑いないので、せめてその働いた期間が横浜と当たらなければいいなあ、と思う。
まあ、もし出てきても、八田ががっつり止めてくれるはず。期待しているよ。