もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

プレシーズンマッチの中継とは羨ましい

14:00からスカパーにて、プレシーズンマッチを放送していた。対戦カードは、ロッソ改めロアッソ熊本vs何故か数字が取れた東京ヴェルディロアッソは今季からJ2に上がってきたチーム。過去に対戦したことがあるけれど、当時とは選手も違って別チーム。
といっても、横浜FCサポーターが注目するのはもちろんヴェルディの右アウトサイド、吉武剛なんだけれど。
ヴェルディはメンバーを落としていて、まったく今季を占うような試合ではない。一方のロアッソ小林弘記、上村、有村、小森田、中山悟志といった名前の知っている選手が多く、おそらくシーズンでのスタメンに近い布陣。
この時期のコンディションを差し引いて見ないといけないが、とりあえず吉武を基準に見てみたりして。知っている吉武から抜群に上手くなっていたり、逆にまったくダメになっていたりすると、そもそも比較にならないのだが、そんなこともあるまい。
ロアッソのシステムは4-1-4-1だが、1トップの中山にボールが入らない。久保1トップの頃のうちを見るよう。これが対ヴェルディ用でないなら、コンビネーションを高めないとシーズンも厳しいだろう。選手個々の能力もそれほど高くなく、「司令塔」とか「王様」とか形容詞のつきそうな中心選手も目につかない。シーズン前の補強が少なく、よく知ったメンバー同士であるはずだが、ツーカーのコンビプレーもない。戦術を変えてる途中だろうか。
そんななかでも目立ったのは、攻撃では#25西森、守備では#19上村。西森は左サイドからよく顔を出し、セットプレーのキッカーも務めていた。上村はプレー云々ではなくその存在感。
前半にヴェルディが先制。GKのパントに飯尾があっさり抜け出して、1対1から落ち着いて流し込んだ。ロアッソのディフェンスラインは完全にマークを見失っていた。
後半には交代カードの出ている状況で中山が、CKから頭で合わせて同点。この日最初のシュート?それくらいインプレーでは目立たなかったが、美味しいところだけつまみ食いしていった。
試合は引き分け。
ロアッソは今の段階では、特に注意する存在にはならなそう。これまで上がってきたチームに苦しめられるのは、下でチームとして熟成されたグループワークか、若さと運動量だった。ロアッソはそこそこ枯れたメンバーだが、チームとしての個性が弱く感じる。
出だしで勢いが付けば面白いが、岐阜とともにシーズン通して苦しい試合が続くだろうと予想。対戦する各クラブは、ホームゲームは勝ち点3を計算していきたいところ。
吉武は60分プレー。あまり目立たなかったが、元気にプレーしている姿だけで満足というのが本音。今季こそ怪我に気をつけて。